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更新日:2018年8月30日
松本地域振興局
松本地域が直面している防災上の課題(地震、火山)をテーマに、地域住民、行政関係者の防災知識の向上と意識啓発を図るセミナーを今年度2回シリーズで実施します。
地域の防災・減災に取り組む上で重要な住民一人ひとりの「自助」や自主防災組織等の「共助」の取組について、考える機会として是非ご参加ください。(次回、平成27年10月5日開催「火山との共生」です。)
松本地域が直面している防災上の課題(糸魚川―静岡構造線断層帯を震源とする内陸直下型地震)をテーマに実施しました。
平成27年8月27日(木曜日) 13時30分~ 松本合同庁舎講堂
信州大学総合人間科学系 全学教育機構 大塚 勉 教授
「長野県の地質条件と地震災害 ~活断層が作った生活の場~」
■2011年長野県北部地震、2011年松本地震がどのようなメカニズムで発生したのか解説
■2014年長野県神城断層地震・・・現場調査での断層被害の写真を基に解説
■身近にある活断層・・・松本市は活断層に囲まれているが、図示されているところだけが活断層が存在するのか?・・・答えは「いいえ」。分かったところだけが表示されているだけ。
■活断層が作った生活の場・・・長野県は断層が作った生活の場と言える。長野県の構造地質学的環境の説明
(北アメリカプレート、ユーラシアプレート、フィリピン海プレート、太平洋プレートの関係)。
被害予想マップ・・・松本市防災マップ、揺れやすさマップの説明
■政府による活断層の見直し・・・糸魚川-静岡構造線断層帯(中北部区間)において今後30年間で
マグニチュード7.6 程度の地震が発生する確率30%
■土砂災害と防災マップ・・・2014年広島土砂災害、南木曽町土石流災害を事例に説明
事実を正しく把握した上で地域にとって必要な備えは何が必要かを考えていかなくてはならない。
松本市 「地区防災底辺拡大の方策 ~小学生・中学生向け自助・近所(共助)の浸透~」 |
今年8月に実施した地区在住の小学生4年生~6年生を対象にした地震災害避難訓練体験会の事例を紹介 |
塩尻市 「地域の絆で」防災への取り組み |
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安曇野市 「防災用品購入補助金交付事業について」 |
![]() 予想を超える申し込みがあった。 平成27年度からは補助要件を変更し、購入必須品目を保存食と飲料水のみに変更。 (H25、26は、保存食、保存水、非常持出袋、懐中電灯、応急手当セットの5品目を必ず購入しなければ補助対象とならなかった。) |
朝日村 「自主防災組織の活性化について」 |
これにより |
筑北村 「筑北村の地域支え合いについて」 |
住民支え合いマップの取組の説明 支え合いサロンにてマップの見直し、地域支え合い台帳の見直しなどを行っている。また、防災意識を高める学習会等も実施。 サロンは、全101常会全てで実施。原則として年1回見直し改訂中(支援員3人で実施) 【感想】 |
平成27年10月5日(月曜日)に開催します。
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