農業・農村の持つポテンシャルの最大限の発揮に向けて

農政部長　小林安男

長野県では、南北に長く標高差が大きいなど変化に富んだ自然的立地条件下で、それぞれの地域の特色を生かした農業が営まれており、高い生産技術だけではなく、農村の文化や郷土食など全国に誇れる素晴らしい財産を持っています。 　農政部では、頻発する自然災害や新型コロナウイルス感染症等への対応を着実に進めるとともに、本年度が最終年となる5か年計画「第3期長野県食と農業・農村振興計画」に沿って、本庁と全ての現地機関が一丸となって以下の施策を中心に様々な取組を進め、農業者の皆様の笑顔につなげてまいります。

 

1　産業としての農業振興

• これまでの担い手の確保・育成対策に加え、販売額10億円を目指す経営体の育成
• 生産基盤の整備と一体となった農業・農村地域全体のDX推進
• 農業分野でのゼロカーボンの推進
• 農業水利施設の長寿命化、農地の区画拡大や排水対策などの条件整備
• オーガニック等の環境にやさしい農業の推進

 

2　消費者とつながる食

• 子ども達への食育の推進
• 県産農産物の地域内消費の拡大

 

3　暮らしの場としての農村振興

• 農ある暮らしの推進による多様な人材の呼び込み
• 農福連携の推進

 

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