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更新日:2023年1月23日
林業総合センター
平成22年1月21日に塩尻市「レザンホール」において、カラマツ林業等研究会設立30周年を記念して、記念式典及び記念シンポジウムを開催しました。
当日は、当研究会の構成機関をはじめ、市町村、林業関係団体、林業関係者など、カラマツ林業に関心のある多くの皆さんの参加をいただき、盛会裏に開催することができました。
記念式典
記念式典では、当研究会の経過報告として「30年のあゆみ」を林業総合センター片倉所長から説明させていただきました。
また、カラマツ林業の推進に功績のありました6名と2団体に感謝状を贈呈しました。表彰を受けられた皆様には、お祝いを申し上げるとともに一層のご活躍を念願いたします。
「30年のあゆみ」
功労者表彰
功労者表彰受賞者
受賞者氏名・名称 | 主な功績など |
菅原聰(松本市) | カラマツ林業等研究会の創設及び運営を主導 県が作成した多くの林業技術指針づくりを主導 |
保科孫恵(伊那市) | カラマツ大径材を生産目標として、疎仕立て施業の管理方式を確立 指導林家として、多くの林業技術者養成に携わる |
松本武治(長野市) | 長野県信州からまつ工業会理事長としてカラマツ材の利用開発と需要拡大 |
前島英雄(茅野市) | 人工乾燥カラマツ材による木製サッシュ開発、製品の製造販売 |
平林茂衛(上田市) | 県工業試験場開発のヤニ処理技術を応用したカラマツ材の脱脂、カラマツパネル工法住宅の開発 |
田中昭三(波田町) | 県山林種苗協同組合役員として、県の苗木生産振興に貢献 |
佐久市大沢財産区(佐久市) | NPO法人と連携した林業講座の開催、企業との「森林の里親契約」の締結 |
信州上小森林組合(上田市) | 高性能機械の早期導入と利用間伐への取組、地域材供給体制の整備 |
記念シンポジウム「カラマツ林業の足跡と今後の展望」
◇基調講演「林業と地域再生」講師:川上村長藤原忠彦氏
◇パネル討論会「カラマツ資源の利用を考える」
○コーディネーター:植木達人(研究会代表理事・信州大学農学部教授)
○パネリスト:藤原忠彦(川上村長)
小林健(北信木材生産センター協同組合参事)
斎藤敏(斉藤木材工業(株)会長)
澤栁由美子(タクリュウ企画設計事務所)
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