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更新日:2022年1月20日
令和3年9月8日付けで、12の団体・グループを補助金の交付対象者に決定しました。
引き続き、県の文化振興コーディネーターが、補助金交付団体・グループの皆様とコミュニケーションをとりながら、寄り添い型の支援を行います。
申請団体・ グループ |
活動の名称 | 活動の中心 となる市町村 |
活動の内容 | 補助金内示額 (円) |
---|---|---|---|---|
おやこのカラダ | おやこで一緒に びよよん ビヨンド ~からだで遊んで、おどりを創ろう~ |
松本市 | 子育てとダンスのコラボ、親子のコミュニケーション等の向上 ・松本市を中心に、子育てとコンテンポラリーダンス(形態に共通の形式を持たない自由な身体表現・ダンス)を組み合わせ、子どもと親がコミュニケーションを深めねがら、一緒にダンスを創り上げていく。 ・踊る人(親子)の自由な発想でダンスを創作し、一緒に楽しむことを通じて子どもの感性を育み、親子の向き合い方をより良いものとしていく。 ・ダンサーを招き、4回のワークショップによりダンスを創り上げる。成果を発表する機会(ショーイング)を設け多くの人に楽しさを伝え、さらなる親子の参加を促進することで、持続的な活動につなげていく。 |
364,000 |
医療法人社団 オレンジ ほっちのロッヂ |
交換留藝 (こうかんりゅうげい) |
軽井沢町 | 医療福祉ケアに芸術を取り入れ質を向上、子どものケア改善 ・軽井沢町においてアーティストの滞在制作を通じ、医療・福祉・保育分野との多職種連携、医療福祉ケアを誰もが実践できる日常化、文化芸術活動を切り口にした医療福祉ケアの地域文化化に取り組む。 ・音が形に見える聴覚過敏のアーティストを通じた対話や傾聴のノウハウ取得、写真を活用したケアの形の改善、サーカスアーティストの活動を通じた医療ケア児の身体感覚の開発、成功体験の仕掛けづくり等を実施。 ・これらの活動を通して、身振りや表情といった非言語的なコミュニケーションの見える化、全ての人に表現する機会の提供、医療福祉分野で活動するアーティストの支援に取り組む。 |
500,000 |
かもノす | 「若手アーティスト展 山と谷のアトリエ」のサポート及び関連イベントの企画運営 | 伊那市 | 美術館と店舗・古民家との連携、アートを地域と住民に浸透 ・伊那市の信州高遠美術館で開催している若手アーティスト展を、地域の店舗と連携して開催し、来場者の行動範囲を広げることで地域の魅力を体感してもらう。 ・アーティスト展を紹介する「ZINE」というコミュニティ誌を作成し地域の店舗(協賛店)と協力して販売。地域住民へのPRとアートとの接点を増やしていく。 ・地域の古民家をギャラリーショップにリノベーション。様々な業種の出展者が地域住民と触れ合う取組を開催して、地域にもっと多くのアートを取り入れていく。 |
300,000 |
(一社) シアター&アーツうえだ |
のきした・オープンデイ ~年齢・性別、障がいの有無、国籍を問わず互いに学び合い、深呼吸できる芸術文化を通した場づくり研究~ |
上田市 | 障がい等を問わない表現の場づくり、他分野とアートの融合 【概要】 ・上田市の小劇場兼宿泊施設「犀の角(さいのつの)」が、近隣のNPO、映画館、アーティストなどと一緒に取り組んでいる、年齢・性別、障がいの有無、国籍を問わず表現活動等の機会と場を提供する「のきした」の活動を深化・発展させる。 ・「のきした・オープンデイ」を開催し、地域住民を中心に芸術文化を通した交流・学び合いを機会をつくり、認知度の向上、文化芸術への関わりの機会提供、支援の方法等を考え、「のきした」の活動をより良いものとしていく。 【のきした・オープンデイ】 ・インドネシア影絵人形劇鑑賞・同国料理提供、シンポジウム、他地域の先駆的取組の紹介と学び合い。 |
500,000 |
ちのコンテンポラリーダンスラボ | 諏訪地域密着型アーティスト・イン・レジデンス、ワークショップ、及び成果発表としての「おどるおどるすわぁそび2021/22冬(仮)」配信公演 | 茅野市 | 地域住民と一緒に、地域コミュニティを活用したダンス表現 ・茅野市、諏訪市、下諏訪町に、滞在型制作(アーティスト・イン・レジデンス)でコンテンポラリーダンス(形態に共通の形式^を持たない自由な身体表現・ダンス)を創るアーティストを招聘し、地域の文化芸術活動となり得る場を順次訪問しながら、ダンスを創作して配信。 ・多くの地域住民の参加を募り、ダンスを通じて持続的な身体のケア方法を学ぶ。 ・下諏訪町の「マスヤゲストハウス」を舞台に、「おどるおどるすわぁそび」を実施。有料配信公演として多くの方々に情報を届けながら活動資金を確保していく。 |
415,000 |
天空の芸術祭 2021 実行委員会 |
天空の芸術祭2021 | 東御市 | 災害からの復興等にアートの力を生かす、東京藝大との協働 ・東御市大日向地区、海野宿において芸術祭を開催し、アートを通して地域の文化、歴史、魅力を発信し、台風災害やコロナ禍で失いつつある地域の活気や賑わいを取り戻していく。 ・東京藝大の関係者が市内に滞在して地域住民と一緒に創作活動を実施。住民主体の実行委員会に藝大関係者も加わって芸術祭の企画を行うともに、東信で活動している作家の展示や地域の児童・生徒の作品展示も芸術祭に組み込んでいく。 ・よそ者の視点を受け入れた作品を共有し、地域の魅力を再認識してPRすることで関係人口を増やしていく。市の若い世代に地域の文化を自分達で守っていくという意識付けを行っていく。 |
500,000 |
Trus Vil. (トーラス ヴィレッジ) |
MIKUSA PROJECT | 松本市 | 郷土芸能×現代音楽・ダンス、継承と担い手づくりに貢献 ・松本市四賀を拠点に、県内の郷土芸能を取材し、取材内容から着想を得て風土に根差した身体性を持つ現代楽曲を創作する。公共スペースやオンライン配信により創作した楽曲の公演を行う。 ・取材や創作を通じて担い手等のネットワークの形成するとともに、郷土芸能の可能性を発信し伝承に関わる人を獲得していく。副次的効果として、地域の関係人口の増加を図る。 ・東北や新潟県での経験を踏まえ、地域コミュニティの維持や防災に郷土芸能が役割を果たしている事例を共有していく。 |
305,000 |
まつしろ現代美術フェスティバル 実行委員会 |
第17回まつしろ現代美術フェスティバル-路の記憶 -The Memory of the Path- |
長野市 | 松代の「路」が主役、伝統芸能・災害復興にアートの力を活用 【概要】 ・長野市松代地区の路(水路、鉄路、川の路、隧道)に焦点を当て、これらの歴史的・文化的な価値を可視化する作品を制作・発信することで、街の持つ歴史の品格と多様性を表現し、アートを活用したまちづくりを進める。 ・街の歴史的建造物で作品を展示する。街に住まいの方から集めた古着物を用いて獅子舞の布づくりを行うワークショップを開催。「勢獅子」の代わりとなる獅子舞で伝統芸能の継承に貢献。 【フェスティバルの内容】 ・松代の古着物を用い、千曲川をイメージした獅子舞 ・皆神山(みなかみやま)に係る楽曲披露(滞在制作) ・千曲川で発生した洪水の泥をテーマにした立体作品展示 ・松代大本営をテーマにした映像作品披露 など |
270,000 |
(一社) 0と編集社 |
トビチ美術館 | 辰野町 | まちづくり(商店街活性化)とアートを融合、関係人口を拡大 【概要】 ・辰野町を舞台に、辰野美術館と商店街エリアをアートで結び、まち全体にアートを介する人の流れを生み出す。空き店舗や空き家を舞台に、アーティストが活躍する空間をつくり、日常的にアートが存在している「まちの美術館」をつくる。これを町民が応援して地域内に人や経済の循環を生み出すことで、アート関係人口の増加、商店街活性化につなげる。 ・まちを歩くことでアート作品に出会えるというコンセプトを打ち出し、地域内外の人の滞在時間を増やすことで町への愛着を高めていく。 【まちの美術館 展示作品】 辰野美術館の企画展に出展したアーティストや、昨年度実施したアーティスト・イン・レジデンス事業「アーティストの冬眠@信州」で地域で制作活動を行った方々の作品。 |
500,000 |
ユアリテ企画室 | ユアリテ -湯が湧かす藝 湯を沸かす藝- |
松本市 | 浅間温泉の歴史・風土をアート化、学生を担い手として育成 ・松本市浅間温泉の風土や歴史を踏まえ、3人のアーティストが「逗留(アーティストインレジデンス)」と「巡検(エクスカーション)」によって創作活動を行う。場として地域の遊休施設や空き家を活用。創作おいてアーティストと地域を結び付ける役割を信州大学の学生が担う。 ・「アート」を地域の歴史的時間軸からオリジナリティを見出すもの、将来性を考える物差しとして用い、全国で行われている「温泉×アート」の取組とは異なる課題解決の方法を見出す。 ・学生が芸術実践者として学びと経験を積む機会とする。 |
450,000 |
NPO法人 リベルテ |
路地の開き -リベルテの拠点「roji」の庭を使った文化と交流づくり事業- |
上田市 | アートを介した障がい者と地域住民の結びつき拡大 ・福祉にアートを織り交ぜながら、障がい者と地域住民の交流場、一緒に発表や展示をする機会の創出を行う。 ・上田市にあるNPOの拠点かつアトリエである「roji(路地)」において、障がい者と地域住民が一緒に、庭づくりや納屋をミニギャラリーに整備する取組を行う。整備した場では、地域のアーティストによるライブペインティング、作品の展示、障がい者の就労支援で取り組んでいるスープやグッズの販売を行う。 ・このような活動により障がい者と地域住民の交流を増やし、障がいという社会的な障壁の克服につなげていく。 |
500,000 |
わかち座 | わかち座ダンス普及事業/ 鈴木ユキオ ダンスワークショップ基礎編「0からはじめるカラダ」 |
小諸市 | 高校生との協働、地域の文化芸術活動の担い手育成 ・小諸高校演劇部の生徒・教諭と協働し、小諸市のブルーベリー直売店を表現の場として活用しながら、地域において創造的な活動を自主的に行う人材の育成を行う。 ・振付師・ダンサーの鈴木ユキオ氏を招聘し、ワークショップ型の演劇・ダンスの創作活動に高校生と一緒に取り組む。 ・サントミューゼにおいて創作の成果を演じることを目指す。 |
200,000 |
補助金交付決定額合計 | 4,804,000 |
長野県は「長野県文化芸術振興計画」に基づき、専門的人材が地域の文化芸術活動に関する相談、助成、人材育成などの支援を行う「アーツカウンシル」の体制づくりを進めています。
アーツカウンシルは、文化芸術活動の中間支援機能を発揮する組織として、専門分野に精通したスタッフが、担い手の困りごとやニーズに合わせて相談・アドバイスを行うとともに、創作活動に対する助成、創作した作品等の発信のサポートなどを行い、活動全般を支援します。あわせて、持続的な活動を支えるための活動環境の構築を支援し、地域の文化芸術活動をマネジメントできる人材、創造活動の担い手を本県にひきつけることのできる人材を育成します。
本事業は、アーツカウンシルの体制づくりと並行し、県内の団体・グループの皆様が取り組む文化芸術活動に対して、相談・助成・学びの講座という寄り添い型の支援を行い、担い手の皆様の創作活動や持続的な活動基盤づくりをサポートするものです。
長野県では、文化芸術の力によって様々な課題の解決を目指す取組を応援します。
文化芸術活動に取り組む団体・グループの皆様のご応募をお待ちしております。
※募集の受付は終了しました。
長野県の文化芸術の持続的な発展に資する可能性があり、チャレンジ精神や創意工夫のみられる活動で、自らの問題意識に基づいて社会における課題を設定し、様々な人や組織と連携・協働を行いながら課題の解決に取り組むもの。(具体的な活動のイメージは募集要項を参照願います。)
長野県内に本部、主たる拠点が存在する文化芸術団体、NPO法人、中間支援団体、福祉団体等やグループ(法人格の有無、種別は問いません。)
※次に掲げる団体は、応募することができません。
長野県内
次に掲げる文化芸術の創作や表現に係る活動(文化芸術基本法第8条~第12条、第14条に規定するもの)
対象経費の2分の1以内(上限50万円)
※対象経費一覧表は募集要項別紙のとおり
10件程度
補助金交付決定の日から令和4年(2022年)2月28日(月曜日)まで
ただし、事前着手届を提出し、やむを得ない事由があると認められた場合には、内示日以降の活動への着手が可能となります。
※申請に必要な様式は「様式第1号」、「様式第2号」です。
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