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更新日:2023年2月24日
ユズは、ミカンなどと同じカンキツの仲間ですが、寒さには比較的強く、主に長野県でも温暖な南信州地域で栽培されています。
南信州地域には「柚餅子(ゆべし)」をはじめユズを用いた特産品が数多くあります。最近はチョコレートや唐辛子のタレに加えたりと地元産ユズの需要は高まっています。
ところが生産者の高齢化や担い手不足等により生産量は需要に追い付いていません。またユズは樹勢が強いことから管理がおろそかになると樹がどんどん高くなります。さらにユズの樹の表面に無数に生えている非常に鋭い「棘」も栽培管理を困難にしています。
収穫されない果実を着けたままのユズの大木がそこここで目につきます。
栽培管理しやすい低い樹形への転換を進め、収量・品質の向上を図るため南信州農業農村支援センターでは去る2月10日(金)の午前は泰阜村の栽培ほ場、午後は天龍中学校の栽培ほ場をお借りしてせん定講習会を開催しました。
午前は降雪、午後は降雨というあいにくの天候となりましたが、両会場合わせて20名の方に参加いただきました。
【泰阜村会場での様子(雪の中)】
【天龍村(天龍中学校)会場での様子(雨の中)】
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