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更新日:2024年10月31日
南信州の水稲栽培における前半の課題を把握し、後半の管理技術を統一することによって品質・収量を向上につなげるため、去る8月8日に「稲作現地検討会」を開催しました。
当日は、稲作の技術者15名が参加し、水稲の品種試験ほ場の生育状況、斑点米カメムシ類の発生の実態を調査するためのほ場、高温に強い品種「にじのきらめき」を用いた環境にやさしい栽培に取り組むほ場、「にじのきらめき」の施肥量および栽植密度について試験しているほ場を巡回し、生育状況を把握するとともに意見交換や情報共有を行いました。
本年は高温傾向で推移し、干ばつや刈り遅れによる胴割米の発生リスクが高まっています。またいもち病や斑点米カメムシ類の発生も増加傾向にあります。
1等米比率の向上に向け、現地検討会の成果を活用してまいります。
【松川町の試験ほ場での検討の様子】 【豊丘村の試験ほ場での検討の様子】