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更新日:2022年12月27日
須坂看護専門学校
キャンパスライフ令和4年7月号です。梅雨が早々にあけてしまい、蒸し暑い日々が続いていますね。今回は2年生の病院実習、中学校の職業体験学習、校内での1・4年生の授業での交流の様子についてお伝えします。
6月22日から7月7日まで、2年生(29期生)の初めての12日間の実習がありました。1年次の基礎Ⅰ実習以来、半年ぶりの実習で実習前から大変な緊張ぶりでしたが、日々、技術演習に懸命に取り組み実習を迎えました。いざ受け持ちの患者さんが決まってからは表情も和らぎ、最終日までグループで助け合い、なんとか乗り越えることができました。写真は整形外科の病棟で実習していた学生が患者さんに手術後に落ちてしまった筋力をアップしてほしいと願い、担当の理学療法士の先生からアドバイスを受けて考えた運動を廊下で患者さんと行っている様子です。患者さんからも「みんなでやると楽しい。頑張れる」との感想をもらいました。学生たちにとっても忘れることのない思い出の実習になりました。
5月に引き続き、墨坂中学校と東中学校でも職業体験学習に協力しました。今回も、生徒さんは意欲的にグループワークなどに参加してくれました。ありがとうございます!他の教室でも市内の様々な事業所のお仕事について学ぶことができたようです。
1年生は日々、新たな学びに向かっています。今月は「フィジカルアセスメントⅠ」でバイタルサイン測定の学習中。今回、6月の病院実習から戻ってきた4年生が実技の指導と個別の相談の時間を設けてくれました。まだまだスムーズにはいかない1年生に向かって、さすがは4年生、よどみない手順でお手本を見せてくれました。
また、相談の時間では1年生から矢継ぎ早に繰り出される質問・疑問について、うんうん、あるある、といった感じで自らの体験を語りつつ、適切にアドバイスをしてくれました。
4年生の感想より
「1年生の緊張する様子を見て、3年前の自分たちを思い出しました。自分たちが教える立場となってみると、あらためて今まで大変な日々を過ごしつつもいろいろ積み重ねて学んできたのだな、と自らの成長が実感できた1日でした。」
1年生の振り返りから
「4年生は声がけがスムーズでなおかつ、医療用語を知らない人に対しても伝わりやすい言葉選びや態度で接してくれ、さすがだな、と思いました。測定のうまさももちろん大事だと思うけど、それ以上に優しさをもって関わってくれる感じが、私の目指す看護師さん像と重なり、お手本にしたいです。」
「情報交換では、実習や将来への不安についてたくさん質問させていただいたのですが、どの答えも自分に自信が持てるようなものでとても安心しました。自分も、こんなかっこいい先輩たちになれるように頑張りたいです!」
「学校生活やテスト、実習などについてアドバイスをもらうことができた。実習は大変だ、というイメージが強かったけど、基礎Ⅰ実習は患者さんとのコミュニケーションが大切だと聞いたから、多くの患者さんと話して情報収集ができるようになりたいと思います」
この2年間、コロナ禍でこうした学年間交流が途絶えがちだったのですが、先輩から後輩へ、いいつながりができた時間でした。
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