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更新日:2023年2月28日
須坂看護専門学校
厳しい寒さと日差しの暖かさが感じられる日が交互に訪れる三寒四温の季節になってきました。4年生はいよいよ看護師国家試験の受験へと向かい、2年生は今年度最後の臨地実習に臨みました。
2月12日、第112回看護師国家試験が実施されました。4年間、日々学びを深め、努力を重ねてきた4年生が東京会場での受験へと向かいました。
出発の前日、受験の最終確認と恒例の壮行会を行いました。松本校長から、「体力、気力と自分を信じる力(信力)」を大切にして「あわてない・あせらない・あきらめない」で試験に臨みましょう、と試験への心構えについての激励の言葉がかけられました。
続いて、学生代表の決意表明が行われ、全員で「がんばるぞ、エイエイオー」と掛け声をかけました。昨年受験した26期生も忙しい中、応援と差し入れにかけつけてくれました。ありがとうございます。
暖かい励ましの言葉を受けて、4年生の皆さんはきっと持てる力のすべてを発揮して試験に臨めたことと思います。暖かな「春」が訪れますように。
写真は北信病院での朝礼に並ぶ学生達です。指導者さんはじめスタッフの方々に温かく受け入れていただきました。この写真は最終週で、だいぶ緊張がほぐれ笑顔が見られます。学生らしく毎日、元気に実習をしてくれました。この後も行動目標・計画を堂々と発表していました。
ある学生の受け持ち患者さんは退院に向け、自己注射の手技を習っていたのですが、老年期ということもあり難航していました。
そこで担当学生は看護目標・看護計画を立て、患者さんに合わせた説明や写真・イラスト入りの指導パンフレットを作成し、毎日、患者さんと事前打ち合わせや実施・振り返りをしながら習得に向け一生懸命に関わりました。
写真の場面は細かい作業の多い注射手技の助けになるよう、「ちぎり絵」を行うことで手指の巧緻性の向上を働きかけている場面です。楽しく会話をしながら今年の干支のうさぎを仕上げました。お互いの記憶に残る素敵な実習体験になりました。
2月21日(火曜日)と22日(水曜日)、本校体育館で3年生の事例研究発表会を行いました。臨地実習の中で一人ひとりがテーマを持って実践研究を行い、その成果を発表するものです。
卒業を控えた4年生、次年度は研究に臨む2年生、そしてお招きしたご家族や教員を前に、緊張した面持ちの3年生がそれぞれの研究成果を立派に発表していました。発表後の質疑応答でも活発なやり取りが繰り広げられました。来年度はいよいよ最終学年ですが、実習を通して看護学生として成長している様子が感じられた発表会でした。
入学してから11カ月、1年生も看護学生らしくなってきました。この日は学んできた実技の技術テスト。清拭と寝衣交換の技術がしっかり身についているか、教員にチェックしてもらいます。授業終了後も居残りで技術練習を重ねてきた成果を発揮できたでしょうか。
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