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更新日:2024年4月8日
浅川改良事務所
浅川が流入する千曲川の堤防は、浅川の堤防より約7m高くなっています。
千曲川の水位上昇に伴い、浅川へ逆流が始まると、逆流防止のため設置されている浅川樋門(国土交通省所管)が閉鎖されます。
その際には、浅川の水が行き場を失い、浅川の堤防から水が溢れてしまいます。(これを、「内水氾濫」といいます。)
このような内水氾濫を防ぐには、浅川の水を排水ポンプにより、千曲川へ排水する必要があります。
長野県は、浅川の水を千曲川へ排水する能力を向上させるために、新たに「浅川第三排水機場」を整備しました。
浅川第三排水機場には、1秒間に14m3の水を排水できるポンプが設置されています。
平常時は、5つの樋門がすべて開放されており、浅川の水は千曲川へ流れます。
千曲川の水位上昇に伴い、浅川樋門が閉鎖した時に、排水機場の排水ポンプを稼働させ、導水路⇒排水ポンプ⇒吐出水槽⇒連絡函渠を通じて、浅川の水を千曲川に排水します。
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