生活保護業務における不適切な事務処理について

　福祉事務所における不適切な事務処理に伴い、生活保護を受給している世帯の一部に対し、生活保護費の過支給が生じました。
　今後このようなことが起こらないよう、再発防止に取り組んでまいります。

１ 概要

　上伊那福祉事務所において、令和３年度、令和４年度に生活保護費の支給額決定に必要な手続きを怠り、生活保護費を過支給する事案がありました。

２ 経緯

　関係職員の人事異動後、不適切な事務処理が行われていたことが判明。

３ 不適切な事務処理による過支給

　過支給額 約750 万円
（内容）
　被保護世帯の収入の把握を怠ったこと等により、生活保護費を過支給したもの。

４ 対応

　過支給世帯に対する説明と返還手続きを実施しています。

５ 事案発生の要因と再発防止策

（１）事案発生の要因

　・担当職員が適正な処理を怠ったことや、組織的な管理体制の不備

（２）再発防止策

　・生活保護担当職員への実務的な研修の強化、マニュアルの見直し等による業務標準化の検討
　・生活保護業務における組織的管理の徹底に向けた研修等の実施
　・本庁担当課による福祉事務所支援・相談体制等の強化 等

　　関連資料　プレスリリース資料（PDF：237KB）

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