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更新日:2024年3月22日
動物愛護センター
ハローアニマルでは長野県内の保健福祉事務所で保護・引き取りされた犬・猫の中から、保健福祉事務所と連絡を取りながら、引き継ぎを行っています。
ハローアニマルで不妊・去勢の手術や健康管理をし、人や環境に慣らし、新しい飼い主さんに譲渡をしています。
保健福祉事務所で保護・引取された犬・猫を、健康状態のチェックや性格診断をして人間社会の中で生活できるかを判断し、ハローアニマルに搬入します。
ハローアニマルに着いたら、犬はシャンプー、猫は蒸しタオルで拭いて、体をきれいにします。外部寄生虫(ノミやダニ)がいる場合には駆虫をします。
検便などの健康診断をして一頭ずつカルテを作成して個体管理をします。治療が必要な場合は、ハローアニマルの獣医師が必要な処置をします。
体重測定をして一日の食事量を計算します。食事の回数は子犬・子猫は1日3回、成犬・成猫は1日2回です。
伝染病予防のためのワクチン接種も行います。
搬入から二週間は保護室で健康状態を観察します。
二週間たって病気や寄生虫の問題がなければ、シャンプーをして観察室に移動します。
トイレの習慣づけをします。また、なるべく声をかけたり優しく抱くことによって、人にならします(子犬・子猫の社会化)。
この時期に2回目のワクチン接種も行います。
運動場
観察室の犬たちは、昼閒は運動場で遊びます。
遊びの中から生きていくうえで大切なことをたくさん学びます。
二週間に一度、健康診断をします。体重測定をして食事量の変更もおこないます。
ケガや体調を崩している個体がいる場合には、ハローアニマルの獣医師が治療等をおこないます。
ハローアニマルの犬と猫は、全て不妊・去勢手術をします。
それは、望まない繁殖をさせないためです。さらには手術をすることによって、発情によるトラブルや生殖器に関係する病気が無くなり、健康で長生きできるようになります。
譲渡後に迷子になってしまっても飼い主さんが見つかりやすくなるように、マイクロチップの装着もおこないます。
手術後の管理が済んだ犬と猫は、パピールーム・キティールームで元気に遊びながら新しい飼い主さんを待ちます。
その間も、小さなお子さんからご年配の方まで様々な人の優しさに触れることや、他の個体と遊んだりケンカしたりして、様々なことを学んでいきます(環境に対する社会化)。
性格を様々な項目でチェックする性格診断もおこないます。
不妊・去勢手術やワクチン接種が終了した犬・猫を、申し込みされた方にお譲りしています。
譲り受ける犬・猫が決まった後は、誓約書への署名などの手続きやマイクロチップについての説明を聞いていただき、ご家庭へ連れ帰っていただきます。
犬の譲渡を受けた月の翌月に、しつけ方の基礎を学んでいただく犬の飼い方教室(学科)とパピー教室(実技)にご参加いただきます。
しつけの基本的な考え方や技術についてお話しします。正しい飼い方や事故の防止に役立てていただくのが目的です。
この時に譲渡後の健康状態の確認やアドバイスなどもおこなっています。
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