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更新日:2024年5月31日

議会の組織

 議会の組織

 議会は県民のみなさんの意思を県政に反映させ、県政の適正執行を監視するために活動する機関です。
 長野県議会のしくみを説明します。

 議決機関と執行機関

 議会は議事機関と呼ばれ、議案の審議を通して県民の求める県政の基本的な方針を決めます。そして、知事をはじめとする執行機関は議会の決定に沿って仕事を進めることになります。そこで、両者の関係は県政の両輪ともいわれています。
 また、議会は、執行機関が行った仕事が本当に県民のためになったかどうかについてのチェックもしています。

※地方自治法の改正で、地方議会の役割、議員の職務等が明文化されました(令和5年5月8日)。

議員

 議会の構成員である議員は、長野県では23の選挙区から57人が県民のみなさんの代表として選ばれます。
(平成31年4月7日実施の県議会議員一般選挙から、選挙区は26から23へ、議員定数は58人から57人へ変更されました。)

議長・副議長

 議長・副議長は、議員の中から議会の選挙で選ばれます。
 議長は、議会の運営が円滑に進むように務めます。また、議会の代表として活動します。
 副議長は、議長の都合が悪いときに代わりを務めます。

 

イメージ 県民と議会と知事の関係

議会のしくみ

定例会と臨時会

 議会には定期的に開かれる「定例会」と必要に応じて開かれる「臨時会」があり、いずれも知事が招集します。定例会は年4回(2月、6月、9月、11月)開かれ、県政の方針、予算などの重要な事項について審議します。
 臨時会は必要がある場合に開かれ、特定の事件に限りこれを審議します。

本会議

 本会議は、議員全員が参加して開かれる議会の最高の会議です。議会のすべてのことは、この会議で最終的に決められます。

 委員会

 県政は、財政・教育・福祉などいろいろな分野にわたっているので、議員はより詳しく調査及び審査するために6つの常任委員会に分かれて活動します。
 このほか、議会の運営が円滑に行われるよう日程などを協議する議会運営委員会があります。また、必要がある場合、特定の事件について調査及び審査を行うための特別委員会が設置されます。

常任委員会
(1)総務企画警察委員会(定数10人)

県行政の総合的な企画調整、地域振興、県財政の状況、犯罪・交通事故・少年非行の防止などについて調査や議案等の審査をします。

(2)県民文化健康福祉委員会(定数10人)

地域の芸術文化の創造、子どもの育成支援、国際交流の推進、高齢者・児童・心身障がい者などの福祉、健康づくりの推進や医療の整備、食品衛生などについて調査や議案等の審査をします。

(3)産業観光企業委員会(定数9人)

商工業・サービス業の振興、雇用や労働対策、観光の振興、公営事業(電気・水道)の運営などについて調査や議案等の審査をします。

(4)農政林務委員会(定数9人)

農業、水産業の振興、農村の活性化、林業の振興、山村の活性化、森林整備の推進、農林業の災害対策などについて調査や議案等の審査をします。

(5)危機管理建設委員会(定数10人)

消防・災害対策、都市計画の策定、道路・河川・県営住宅などの建設や管理、建築物に関する指導、景観育成などについて調査や議案等の審査をします。

(6)環境文教委員会(定数9人)

地球・自然・生活環境の保全、廃棄物対策、学校教育の充実、生涯学習の推進、文化財の保護、スポーツの振興などについて調査や議案等の審査をします。

 

議会運営委員会(定数11人)

議会の運営が円滑に行われるよう必要な事項について協議します。また、議会の規律、諸規程などについても話し合います。

 

特別委員会

県政運営上特に重要であると判断された場合や、緊急の問題がある場合に設置され、それぞれの問題について調査や議案等の審査をします。(決算特別委員会など)

 

議会の組織図

組織図

 

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長野県議会議会事務局調査課

電話番号:026-235-7414

ファックス:026-235-7363

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