11月25日から12月１日は長野県「世界エイズデー」普及啓発週間です

　世界的レベルでのエイズのまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を図ることを目的に、WHOは12月1日を“World AIDS Day”（世界エイズデー）と定めています。
　長野県では11月25日から12月１日を普及啓発週間とし、保健所での無料検査の拡充や各種団体が各々普及啓発事業等を行っています。

１　世界エイズデー キャンペーンテーマ（主唱：長野県、長野県教育委員会）

『U=U　知ることから、もう一度。12月１日は世界エイズデー。』

　治療法の進歩によりHIV陽性者の生活は大きく変わり、HIV感染の予防にも様々な選択肢が用意されるようになりました。近年では、HIV治療を受け、血液中のウイルス量が検査で検出できない程度に最低６ヶ月以上継続的に抑えられているHIV陽性者からは、性行為によってHIVが感染することがないことも確認されています。このことは、Undetectable（検出限界値未満）=Untransmittable（HIV感染しない）、略して「U=U」と呼ばれています。
　そこで、社会を構成するひとりでも多くの人がHIV／エイズのことを自分事として捉え、HIV／エイズに関する検査や治療、支援などの知識を身につける契機とし、正しい知識の普及を通じ、HIV検査の受検促進や差別・偏見の解消につなげていきたいと考えています。

２　期間

　令和６年11月25日（月）から12月１日（日）までの１週間

３　啓発活動

　各保健所において街頭啓発を行います（別紙）。
　※取材等は各保健所へ直接、お問い合わせください。

４　感染の早期把握のための検査・相談

　保健所において、匿名・無料でHIV検査を実施しています。
　検査は予約制ですので、あらかじめ保健所へご連絡ください（連絡先及び検査日は別紙）。
　検査は、原則として、その日のうちに結果をお伝えできる「迅速検査」で、所要時間は相談・採血合わせて30分程度、結果が出るまでに更に１時間程度です。

５　後援

長野労働局、長野地方法務局、長野県市長会、長野県町村会、（一社）長野県医師会、（一社）長野県歯科医師会、（一社）長野県薬剤師会、（公社）長野県看護協会、（一社）長野県臨床検査技師会、（公財）長野県健康づくり事業団、（社福）長野県社会福祉協議会、長野県国民健康保険団体連合会、社会保険診療報酬支払基金長野審査委員会事務局、（一社）長野県経営者協会、（一社）長野県商工会議所連合会、長野県商工会連合会、長野県農業協同組合中央会、日本労働組合総連合会長野県連合会、（一社）長野県生活衛生同業組合連合会、長野県ＰＴＡ連合会、長野県高等学校ＰＴＡ連合会、長野県保健補導員会等連絡協議会、長野県人権擁護委員連合会、（公社）長野県私学教育協会、長野県遊技業協同組合、（一社）長野県建設業協会、長野県書店商業組合、長野県エイズ治療拠点病院等連絡会、信濃毎日新聞社、朝日新聞長野総局、読売新聞長野支局、毎日新聞長野支局、中日新聞社、ＮＨＫ長野放送局、ＳＢＣ信越放送、ＮＢＳ長野放送、ＴＳＢテレビ信州、ａｂｎ長野朝日放送、長野エフエム放送

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