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更新日:2023年8月10日
長野県(建設部)プレスリリース 令和5年(2023年)8月10日
令和5年7月1日豪雨において、小川村鴨之尾地籍で家屋等の浸水被害が発生したことを踏まえ、再発防止を徹底するため、河道内で工事を行っている箇所の実施状況を把握し、点検結果を踏まえた安全対策を徹底しました。
・出水期に河川の流下能力を低下させる河道内工事は行わないことを基本としています。
・しかし、災害復旧工事など、既に被災している箇所への対応は、再度災害防止の観点や被災地域の早期復旧・復興に資する意味からも、安全対策を施した上で、出水期を含めた施工となることもあり得ます。
・県としては、今回の土尻川での浸水被害を踏まえ、更なる安全対策を徹底するため、受注者と協議を行い、一部の工事において施工方法の変更を行うこととなりました。
(1)対象
県建設部の発注工事のうち、河道内で施工中の工事
(2)点検の結果
・河道内で施工中の工事:143件(8月1日時点)
※ 土尻川の小川村鴨之尾地籍の工事は、工事を一時中止しています。(総点検143件に含みません)
・このうち、河道内に撤去が必要な仮設物がない工事:119件
大雨前に仮設物の撤去を必要としていた工事:24件
(3)点検結果を踏まえた安全対策の内容
・大雨前に仮設物の撤去を必要としていた24件について、今回検討が行われた内容は以下のとおりです。
点検結果を踏まえた安全対策の内容 | 工事件数 |
①河川の流下能力を低下させない仮設方法や施工方法に変更 | 12 |
②工事の施工時期を変更 | 5 |
③河道内の仮設物の撤去が確実にできることを確認※ | 7 |
計 | 24 |
※確認例・仮設物の撤去は1時間以内でできることを確認
・6時間先の降雨予測を活用し、河川の水位が上昇するまでに仮設物を撤去できる体制を確認
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