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更新日:2018年4月3日

メールマガジン教育ながの/vol.554

 

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      ★☆ 教育ながの Vol.554 ☆★

      長野県教育委員会メールマガジン

−平成21年(2009年)2月号−

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆2009/1/20発行◆◇

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■□┃H┃E┃A┃D┃−┃L┃I┃N┃E┃ ■□■□■□■□■□
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● ひろば
  ○『創造』
    長野県教育委員会事務局 教育次長 平澤武司 
 ● 特集
  ○ 第1期高等学校再編計画素案の概要について
 ● お知らせ・イベント情報
  ○ 第58回全国高等学校スキー大会の開催について
  ○ 第29回全国中学校スケート大会の開催について
                              ほか
● 今、学校では
  ○ 南農版キャリア教育の実践について 南安曇農業高等学校   
 ● ご存知でしたか
  ○ 公益法人制度改革について

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★ ★┃ ひ ろ ば ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
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 ★☆★  『 創造 』  ★☆★
   長野県教育委員会事務局 教育次長 平澤武司  
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 近所で野沢菜を漬けている老夫婦と話す機会があった。子どもたちは
都会で家庭を持ち普段2人だけで生活している。大きな樽に3つも漬け
ているので気になりその訳を聞いた。「正月に帰ってくる子どもや孫の
ため、また近所に配って食べてもらうのが楽しみだ。」との返答。人の
生きる意味を明快に表している言葉だと思った。「物を創ること」、
「他のために生きること」といった人間が存在する意味を見事に言いき
っていた。学校現場では、日々様々な場面で創ることが営まれている。
しかし、不易の名の下に前年を踏襲することが学校には結構多く、新し
く創ることを尻込みしてしまう。例えば、校務分掌、始業時刻、昼食時
間、朝の部活動、関係機関との連携等。教師は自分の子どもの頃のこと
を物差しにして子どもに対応していることがある。子どもの発達段階は
時代の流れと共に大きく変化している。子どもの目線から学校生活を見
直し、時々の子どもに合った物差しに照らして日課やシステムづくりを
行うことが必要である。小学校高学年の教科担任制、中学校朝部活の見
直し、高等学校におけるカリキュラム開発。新たな視点で学校生活を見
直し、改善に努めることが不登校の未然防止や学力向上といった課題を
解決する大きな力になると思う。日頃当たり前になっていることの中に
改善すべきことがかなり埋もれているのではないか。
 2月は1年の歩みを見返すとともに、来年度の計画をたてる時期であ
る。活力ある子どもの育成のために学校運営に創造性を発揮したい。

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★ ★┃ 特  集 ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
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 ☆★  第1期高等学校再編計画素案の概要について  ★☆  
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 平成20年12月25日の教育委員会定例会において、「第1期高等
学校再編計画素案」として、魅力ある高校づくりを実現するための計画
方針や旧通学区ごとの再編計画案の枠組みをお示ししました。以下はそ
の要点です。

1 魅力ある高校づくりを実現するための計画方針
(1)中高一貫教育
  ・本県におけるモデルケースとして位置づけ、東北信、中南信に併
   設型中高一貫校を1校ずつ設置する。
  ・連携型については、地域や学校からの要望に配慮しながら検討し
   ていく。
(2)専門高校の改善・充実
   専門教育充実のため、基幹校・特色校を配置
  ・基幹校…多様な専門分野と専門性を追究することのできる体制を
   確保
  ・特色校…地域の産業事情等を考慮し特色ある専門性を発揮
  ◇基幹校の配置
   農業に関する学科5校、工業に関する学科5校、商業に関する学
   科4校を指定
  ◇総合技術高校の構想
   異なる専門学科の再編統合にあたり、産業教育審議会答申に述べ
   られている「総合技術高校」の構想を生かした高校づくりをめざ
   す。
(3)特色学科の改善・充実
   新学科の設置やシステムの転換など、充実・発展のための着想
(4)高校への特別支援学校高等部分教室の設置
   平成22年度に、南安曇農業高校に安曇養護学校高等部分教室を
   設置する。

2 旧通学区ごとの再編計画の枠組み
(1)旧第1通学区
   飯山高校の2次統合(平成26年度募集開始)の内容について記
   載
(2)旧第2通学区
   平成25年以降、須坂市内に工業系を含む総合技術高校を設置す
   る。
(3)旧第3通学区
   中条高校の地域キャンパス化(平成21年度独自募集)について
   記載
(4)旧第4通学区
   「旧第4通学区の高校教育を考える会」の検討状況を見守る。
(5)旧第5通学区
   東御清翔高校において多部制・単位制の導入について検討中
(6)旧第6通学区
   平成25年以降、佐久市街地3校に設置されている職業系の専門
   学科を統合し、総合技術高校を1校設置する。普通高校は3校に
   する。
(7)旧第7通学区
   平成21年度から、岡谷南高校を進学対応型単位制高校とする。
(8)旧第8通学区
   箕輪進修高校の入学状況等から、多部制・単位制高校へのニーズ
   が高いと考えられるので、システムの充実、発展をめざす。
(9)旧第9通学区
   飯田工業高校と飯田長姫高校を統合し、総合技術高校を構想する。
   募集開始年度は平成25年度とし、飯田長姫高校の校地校舎を活
   用する。
(10)旧第10通学区
   蘇南高校を総合学科に転換。募集開始年度は平成21年度。
(11)旧第11通学区
   現状の校数を維持し、各校ごとの魅力づくりを推進する。
(12)旧第12通学区
   再編計画第1期内に、大町市内に適正な学校規模をもった新しい
   高校を設置する。

 今後も引き続き議論を続け、具体的な校名を盛り込んだ再編計画案を
 平成21年2月に提示する予定です。

◇詳細については、下記ホームページをご覧ください。
 http://www.pref.nagano.jp/kenkyoi/teireikai/885/885.htm

■ お問い合わせ
  高校教育課高校改革推進係
  TEL 026-235-7452 FAX 026-235-7488
  koko@pref.nagano.jp

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★ ★┃ お知らせ・イベント情報 ┃ ★…★…★…★…★…★…★…
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 ●○ 第58回全国高等学校スキー大会の開催について ●○
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 「白銀の白馬で 燃やせ闘志 つかめ我が夢」のスローガンのもと、
学校教育の一環として、高等学校生徒に広く実践の機会を与え、技術の
向上とアマチュアスポーツ精神の高揚を図りながら、心身ともに健全な
生徒の育成と相互の親睦を図ることを目的として、平成20年度全国高
等学校総合体育大会第58回全国高等学校スキー大会が開催されます。

◆ 日 程 平成21年2月2日(月)〜6日(金)
 (開会式) 2月2日(月)白馬村ウィング21
 (閉会式) 2月6日(金)白馬村ウィング21
 (競技日)
   アルペン競技       2月3日(火)〜6日(金)
   クロスカントリー競技   2月3日(火)〜6日(金)
   スペシャルジャンプ競技  2月3日(火)
   N・コンバインド競技    2月4日(水)〜5日(木)
◆ 競技会場
   アルペン競技       白馬岩岳スキー場
   クロスカントリー競技   白馬クロスカントリー競技場
   スペシャルジャンプ競技  白馬ジャンプ競技場
   N・コンバインド競技    白馬ジャンプ競技場
                白馬クロスカントリー競技場
◆ 競技種目
   アルペン競技
    男子・女子 ジャイアントスラローム スラローム
   クロスカントリー競技
    男子 クロスカントリー10km(クラシカル)
       クロスカントリー15km(フリー)
リレー(10km×4人
 1・2走クラシカル、3・4走フリー)
女子 クロスカントリー 5km(クラシカル)
 クロスカントリー10km(フリー)
リレー(5km×3人
           1走クラシカル、2・3走フリー)
   スペシャルジャンプ競技
男子 スペシャルジャンプ
   N・コンバインド競技
    男子 N・コンバインド

◇ 詳細は、下記のホームページをご覧ください。
  http://www.justmystage.com/home/naganosoutai/

■ お問い合わせ
  白馬村教育委員会事務局スポーツ課内
  平成20年度全国高等学校総合体育大会第58回全国高等学校スキ
  ー大会長野県実行委員会事務局
  TEL 0261-75-1020 FAX 0261-75-1021 
  58ski.hakuba@ngn-hssp.org

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 ●○ 第29回全国中学校スケート大会の開催について ●○
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 「きらめく銀盤 華麗な舞台 ここが一人ひとりのステージだ」のス
ローガンのもと、中学校教育の一環として、生徒に広くスケート競技の
実践の機会を与え、技術の向上とアマチュアスポーツ精神の高揚をはか
り、心身ともに健康な中学生を育成するとともに、生徒相互の親睦をは
かることを目的として、平成20年度全国中学校体育大会第29回全国
中学校スケート大会が開催されます。

◆ 日 程 平成21年2月4日(水)〜7日(土)
 (開会式) 平成21年2月4日(水)
 (競技日)
   スピードスケート競技  2月5日(木)〜7日(土)
   フィギュアスケート競技 2月5日(木)〜6日(金)
◆ 競技会場
   スピードスケート競技  長野市オリンピック記念アリーナ
               (エムウェーブ)
   フィギュアスケート競技 長野市若里多目的スポーツアリーナ
               (ビッグハット)
◆ 競技種目
   スピードスケート競技
    男子 500m 1000m 1500m 3000m 5000m
    女子 500m 1000m 1500m 3000m 
   フィギュアスケート競技
    男子・女子 ショートプログラム

◇ 詳細は、下記のホームページをご覧ください。
  http://homepage3.nifty.com/skating-nagano/

■ お問い合わせ
  全国中学校スケート大会長野市実行委員会事務局
  TEL 026-224-5083 FAX 026-224-7351 
  taiiku@city.nagano.nagano.jp

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 ●○ 1月26日(月)は第55回文化財防火デーです ●○
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 毎年1月26日は、「文化財防火デー」です。
 「文化財防火デー」の制定は、昭和24年1月26日に、現存する世
界最古の木造建造物である法隆寺(奈良県斑鳩町)の金堂が炎上し、壁
画が焼失したことを契機としています。
 この事件は国民に強い衝撃を与え、火災など災害による文化財保護の
危機を深く憂慮する世論が高まり、翌昭和25年に文化財保護の統括的
法律として文化財保護法が制定されました。
 その後、昭和29年11月3日に法隆寺金堂の修理事業が竣工し、1
月26日を「文化財防火デー」と定めました。以来、毎年この日を中心
に、全国各地で防火訓練などの文化財防火運動が展開されています。
 去る平成20年5月23日には、大阪府吹田市にある重要文化財の吉
志部神社本殿が放火により全焼しました。
 また、平成21年1月5日には、県内の千曲市にある武水別神社にお
いても、御供所を全焼、県天然記念物の「社叢(神社の森)」のケヤキ
の一部を焼く火災が発生するなどの事例がありました。
 文化財を災害から守るためには、市町村(組合・広域連合)消防本部
・市町村などの関係機関や文化財の所有者・管理者及び博物館などの展
示、保管場所の関係者のみならず、文化財周辺地域にお住まいの皆さん
との連携・協力が最も重要です。
 お住まいの地域で行われる文化財の防災訓練に、多くの皆さんがご参
加いただけるようお願いいたします。

◆ 実施内容
  市町村(組合・広域連合)消防本部、市町村の教育委員会、文化財
所有者等が緊密な連絡の上、相互に協力して、下記のような活動を実施
します。
 ・防災訓練の実施(通報、消火、重要物件の搬出、避難誘導等)
 ・文化財建造物等への立入検査及び防火・防災指導
 ・文化財の防災に関する各種広報活動
 
* 長野県教育委員会では、文化財を災害から守り、また、可能な限り
  被害を少なくするため、「長野県文化財防災マニュアル」を新たに
  作成しています。

■ お問い合わせ
  文化財・生涯学習課 文化財係
  TEL 026-235-7441 FAX 026-235-7493
bunsho@pref.nagano.jp
  または各市町村教育委員会まで

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 ●○ 長野県教科用図書選定審議会の委員を公募します ●○
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 平成21年度、市町村教育委員会では、平成22年度から「中学校で
使用する教科用図書」及び「小・中学校の特別支援学級で教科用図書と
して使用する一般図書」の採択が行われます。長野県教育委員会では、
「長野県教科用図書選定審議会」を設置して、市町村教育委員会が行う
教科用図書の採択への指導・助言・援助を行います。
 今年度も、県教育委員会では、「長野県教科用図書選定審議会」の委
員を募集します。

1 目的
  県民から意見を聞き、教科用図書の選定審議に反映させるため、長
  野県教科用図書選定審議会の委員の一部を公募します。

2 募集人数 2人

3 応募資格
  次の条件をすべて満たす者
  (1) 県内に居住する者で、平成21年4月1日現在で満20歳以上
    の者
  (2) 平成21年4月1日に義務教育諸学校に在籍(予定を含む)す
    る児童・生徒の保護者
  (3) 教科用図書の採択に直接の利害関係のない者
  (4) 義務教育で使用される教科用図書について関心を持ち、意見を
    述べることができる者
  (5) 年2回以上開催される審議会に出席できる者
  (6) 過去に長野県教科用図書選定審議会公募委員の任に就いたこと
    がない者

4 任期
  平成21年4月1日(水)から平成21年8月31日(月)まで

5 応募方法
  (1) 必要事項を記入した申込書に、『教科書と教育』をテーマとし
    た小論文(800字以内)を添えて申し込んでください。
  (2) 応募は、郵送、持参のほか、FAX及び電子メールでも受け付
    けます。(電子メールの場合、申込書の記載内容と同一であれ
    ば様式は問いません。)
  (3) 小論文の様式は特に定めません。
  (4) 申込書と小論文は返却しません。

6 募集期間
  平成21年1月9日(金)から平成21年1月30日(金)
  (郵送による場合は、平成21年1月30日(金)の消印があるも
   のまで受け付けます。)

7 選考方法
  (1) 応募者の中から、申込書・小論文の内容により書類審査を行っ
    た上、公開抽選により選考を行います。
    (必要に応じて、電話等で応募資格の確認を行います。)
  (2) 選考結果は、応募者に通知します。

8 申込書の入手方法
  申込書は、県教育委員会教学指導課及び佐久・上田・伊那・飯田・
  松本・長野の各教育事務所に備えてあります。
  また、長野県教育委員会公式ホームページからダウンロードするこ
  ともできます。 
 
9 その他
  (1) 委員として審議会で発言された内容は公開されます。
  (2) 委員には、長野県の規定に基づいて報酬及び旅費が支給されま
    す。
  (3) 申込書等の個人情報につきましては、選考のためだけに使いま
    す。

■ 応募先・お問い合わせ先
  〒380-8570 長野市大字南長野幅下692−2
  教学指導課 義務教育指導係(担当:小池 隆)
  TEL 026-235-7434(直通) FAX 026-235-7495
  kyogaku@pref.nagano.jp

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 ●○ 長野県立歴史館 平成20年度冬季展
    『信州の歴史遺産2』−長野県宝と歴史館のお宝− ●○
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平成20年1月と4月に当館所蔵の「長野県行政文書」と「清水家文
書」が長野県宝に指定されました。また、長野県内から出土し、東京国
立博物館で所蔵している埋蔵文化財をお借りすることができました。
 この機会を得て、「信州の歴史遺産2」として、当館所蔵のさまざま
な歴史資料と合わせて、信州の「歴史的な文化財」(歴史遺産)を展示
しています。
◆ 開催期間 平成21年3月1日(日)まで
 (月曜・祝日の翌日は休館)
◆ おもな展示品
 ・土面(波田町権現台出土)          東京国立博物館蔵
 ・子持ち高杯(茅野市疱瘡神塚古墳出土)    東京国立博物館蔵
・釣手土器(長和町中道遺跡出土)      長和町教育委員会蔵
・人面付土器(大桑村大野遺跡出土)     大桑村教育委員会蔵
・人形(長野市長札山2号古墳出土)      長野市立博物館蔵
 ・笠懸犬追物図屏風                   当館蔵
・長野県宝清水家文書「浮世仮宅夕口舌」         当館蔵
◆ 観覧料 常設展観覧料共通(団体20名以上) 
  一般300(200)円 高・大生150(100)円 小・中生70(50)円
◆ 展示解説 ※ 観覧料が必要です。
・ 1月24日(土) 午後2時45分〜
 ・ 2月 7日(土) 午後3時15分〜
 ・ 2月14日(土) 午後1時30分〜
 ・ 2月28日(土) 午後2時45分〜

■ お問い合わせ
  県立歴史館総合情報課(〒387-0007 千曲市屋代260-6)
  TEL 026-274-3991  FAX 026-274-3996 
  rekishikan@pref.nagano.jp
  ホームページ http://www.npmh.net/

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■ 第885回長野県教育委員会定例会を開催しました【12月25日開催】
http://www.pref.nagano.jp/kenkyoi/teireikai/885/885.htm
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■「第2次長野県子ども読書活動推進計画」(素案)に対するご意見を
 募集します
http://www.pref.nagano.jp/kenkyoi/shingikai/dokusyo_pabukome.htm
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★ ★┃ 今、学校では ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
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 ★☆    南農版キャリア教育の実践について    ☆★
           南安曇農業高等学校
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 南安曇農業高校グリーンサイエンス科フルーツコースは、前身である
園芸科が設置されていた平成13年度より、生徒が講師役を務めるグリ
ーン・ツーリズムの実践に取組んできました。この取組みは、生徒自身
による企画・立案、実施・運営を通して、農業の知識・技術を高めると
ともに、生徒に農業への興味関心を持たせて、指導力やコミュニケーシ
ョン能力を養うことを目的としています。その結果、生徒は自信を身に
付け、約8割の生徒が学習内容に関連した農業関連、保育・福祉関連な
どへの就職や進学を選択して卒業していきます。
 この実績が認められ、昨年11月にキャリア教育優良校として、「文
部科学大臣賞」を受賞することができました。
 今年度の交流は、「堀金小学校3年生とのリンゴ栽培体験交流」、
「安曇野市立小学校PTAとの果樹栽培体験交流」、「千葉県東金市な
つやま探検隊とのリンゴ栽培体験交流」、「千葉県東金市歩みの樹との
リンゴ栽培体験交流」、「アプフェル・ライゼ栽培体験交流」の5つを
企画し、昨年5月から11月まで計33回の交流会を実施しました。
 何れの交流も、はじめの内は、はにかんでいて全く声も出なかった生
徒が、交流会を重ねる毎に徐々に大きな声であいさつや説明ができるよ
うになり、最終回の講座ではその達成感とともに、交流者との別れを惜
しんでほとんどの生徒が涙するようになります。そして、このような体
験ができるのは、毎年、各交流会に参加していただいている方々がいて
くださるからだという、感謝の気持ちも自然に育ち、わずかな間に人間
的にも大きく成長しているように見えます。
 また、本校では、キャリア教育の一環として、2年生全員が、夏休み
中の5日間、先進農家体験実習や企業研修等を実施しており、この取組
みも併せて総合的に評価され、今回の受賞に至ったのではないかと考え
ています。こうしたキャリア教育の結果、本年度卒業予定者の進路状況
の概要は、下記のとおりとなっています。
 今日、キャリア教育の必要性が、より一層強く問われており、本年度
は県下全ての公立高校で実施されています。本校としましては、この受
賞に甘んずることなく、今後も職業教育を実践する高校の一つとして、
キャリア教育の一層の充実を図ってまいります。
 ところで、県下には、農業高校(農業科または農業に関する教育課程
を置く高校)が12校あります。何れの学校もそれぞれ特色ある取組み
を実践しながら、社会に貢献できる人材を育成するために頑張っていま
す。機会を見つけて、ぜひお近くの農業高校に足をお運びください。
きっと農業教育の素晴らしさを実感することができると思います。

【本年度卒業生の進路状況の概要】
〔主な就職先〕
 (農業関連)JA松本ハイランド・大北農業協同組合・(株)信州シ
       キシマ・ゴールドパック(株)・(株)デリカ 等
 (保育・福祉関連)社会福祉法人・介護老人保健施設 等
〔主な進学先:( )内は学科名〕
 (国立大学7名)帯広畜産大学(畜産科学)・筑波大学(生物資源)
         千葉大学2(園芸・緑地環境)・信州大学(森林科
         学)・宇都宮大学(生物生産)・新潟大学(農業生
         産)
 (私立大学24名)酪農学園大学(獣医)・東京農業大学3(農学・
          バイオセラピー・生物生産)・北里大学(動物資
          源)・日本大学2(生命化学・動物資源)・日本
          獣医生命科学大学2(食品科学・動物科学)等

■ お問い合わせ
  長野県南安曇農業高等学校
  〒399-8205 安曇野市豊科4537
  TEL 0263-72-2139 FAX 0263-71-1150
  ホームページ http://www.nagano-c.ed.jp/nanno-hs/ 
  (このホームページから取組みの様子を確認できます。)


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★ ★ ┃ ご存知でしたか ┃★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
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 ★☆    公益法人制度改革について    ☆★    
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 平成20年12月1日に「一般社団法人及び一般財団法人に関する法
律」、「公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律」、「一
般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財
団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法
律」が施行され、これまで民法(以下「旧民法」といいます。)第34条
に基づいて設立されていた「公益法人」(「社団法人」、「財団法人」)
に関する制度が抜本的に改正されました。
 これまで「公益法人」を設立するためには、主務官庁の許可が必要と
なっており、長野県のみを活動範囲とする公益法人については、その法
人が行う事業の内容により、長野県知事又は長野県教育委員会が設立の
許可と設立後の指導監督を行っていました。
 平成20年12月1日現在、長野県及び長野県教育委員会が所管する
公益法人は457法人あり、そのうち長野県教育委員会が所管している
公益法人は150法人(社団法人49法人、財団法人101法人)とな
っています。
 明治29年の民法制定以来約一世紀の間、「公益法人」は日本の民間
非営利部門において大きな役割を果たしてきました。
 しかし、設立の許可や設立後の監督は主務官庁の裁量に基づいており、
基準が不明瞭であること、設立当初は公益的な事業であったものが社会
情勢の変化により営利企業と競合していることなど、制度の問題点が指
摘されていました。
 このような中で、平成18年の通常国会に公益法人制度改革関連法案
が提出され、成立、平成20年12月1日から施行されました。
 この法律の施行により、旧民法に規定されていた公益法人に関する規
定が廃止され、新法に基づく新しい公益法人制度(以下「新公益法人制
度」といいます。)が動き出したところです。
 新公益法人制度の詳しい説明は省略させていただきますが、大きなポ
イントとしては
 1 法人の設立が登記のみで可能になったこと
 2 公益の認定は基準に従い第三者機関が行うこと
が挙げられます。
 新公益法人制度においては、法人の設立と公益性の判断が分離され、
法人の設立は登記のみで可能とし、公益性の判断は行政庁(都道府県に
おいては知事)が設置する第三者機関(長野県の場合「長野県公益認定
等審議会」)の意見に基づき、全国一律の基準で認定を行うこととされ
ました。
 登記のみで設立できる法人は「一般社団法人」又は「一般財団法人」
(以下「一般社団・財団」といいます。)と呼称され、事業等の制限は
なく、行政庁の監督等はありませんが、非営利性が徹底された法人等を
除き、税制上の優遇はありません。
 「一般社団・財団」のうち公益目的事業を行う法人が行政庁に「公益
性の認定」を申請し認定された場合、「公益社団法人」又は「公益財団
法人」(以下「公益社団・財団」といいます。)と呼称されることにな
り、行政庁の監督を受けますが、税制上の優遇措置が受けられます。
 さて、この公益法人制度改革により、旧民法によって設立された「公
益法人」がどうなるかという点についてです。
 旧民法によって設立された「公益法人」については、新公益法人制度
における「一般社団・財団」または「公益社団・財団」に移行する必要
があります。
 新公益法人制度への移行期間は平成20年12月1日から平成25年
11月30日までの5年間とされており、その間は「特例民法法人」と
してこれまでと同様の扱いを受けることとなります。なお、この期間内
に新制度への移行手続をしなかった場合、自動的に「解散」となります。
 「一般社団・財団」又は「公益社団・財団」への移行にあたっては、
それぞれ必要な手続を行政庁や旧主務官庁に行うことになります。
 これらの手続についての詳細は、長野県総務部情報公開・私学課又は
長野県教育委員会事務局教育総務課までお問い合わせください。

 今後、新公益法人制度の下、民間非営利部門の一層の発展が期待され
ているところです。

新公益法人制度に関する詳しい情報
「公益法人インフォメーション」(国・都道府県公式行政情報サイト)
 https://www.koeki-info.go.jp/pictis_portal/

長野県公益認定等審議会に関する情報
長野県ホームページ
 http://www.pref.nagano.jp/soumu/hoki/houjinhp/kaikaku.htm

■ お問い合わせ
  教育総務課 企画係
  TEL 026-235-7423 FAX 026-235-7487
  kyoiku@pref.nagnao.jp

長野県総務部 情報公開・私学課 法務係
  TEL 026-235-7057 FAX 026-235-7370
  kokai@pref.nagnao.jp

★☆★ あとがき ★☆★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 メールマガジン「教育ながの」2月号をお届けします。
 皆様方におかれましては、輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し
上げます。
 昨年来、世界的にも非常に厳しい経済情勢の中ではありますが、今年
が皆様にとって素晴らしい年になりますようお祈りいたします。
 また、本年も引き続き、本メールマガジンをご愛読いただきますよう
よろしくお願いいたします。(ま)

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|\ /|  知りたい情報や、掲載して欲しい情報など、メールマガ 
| 〒 | ジンについてのご意見・ご要望は、こちらにお願いします。
 ̄ ̄ ̄ → kyoiku@pref.nagano.jp
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■ ご意見、ご要望、送信先の変更などは次のアドレスへお願いします。
   kyoiku@pref.nagano.jp
■ 編集/発行
  長野県教育委員会事務局 教育総務課
  TEL:026−235−7423 FAX:026−235−7487
  長野県教育委員会ホームページ  http://www.pref.nagano.jp/kenkyoi/
長野県ホームページ http://www.pref.nagano.jp/index.htm

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▲△▲△▲△▲△▲△▲△ 教育ながの vol.554  ▲△▲△▲△▲

お問い合わせ

所属課室:長野県教育委員会事務局教育政策課

長野県長野市大字南長野字幅下692-2

電話番号:026-235-7421

ファックス番号:026-235-7487

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