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更新日:2024年11月19日
地域住民の皆さんによる道路の環境美化
~アダプトシステム(信州ふるさとの道ふれあい事業)について~
アダプトとは「養子縁組をする」という意味です。住民が道路などの公共スペースを、養子のように愛情をもって面倒を見る(清掃・美化)ことから命名されました。自治体と住民がお互いの役割分担について協定を結び、継続的に美化活動を進める制度です。1985年、アメリカでハイウェイのボランティア清掃活動として始まりました。
長野県では、平成15年度から「信州ふるさとの道ふれあい事業」としてアダプトシステムを本格的に実施しています。地域住民団体、企業又は学校等が道路の里親となり、里親・市町村・建設事務所による三者協定に基づいて、里親はボランティアで歩道、待避所、法面等の清掃、草刈り等の美化活動や、植樹帯等の維持管理を行い、市町村・建設事務所は里親の活動を支援します。
里親は、令和4年11月現在、365団体が協定を締結し活動しています。
このアダプトシステムは、以前から多くの地域で行われている道路愛護活動を、一歩進めた形の活動として、住民と行政の協働・連携による維持管理活動の推進に大きな役割を果たしています。
今後は、これまでの活動内容に加え、花苗の育成など、里親の主体的で多様な活動を支援することにより、アダプトシステムの魅力を高め、より多くの参加が得られるよう取り組んでまいります。
アダプトシステムにより、道路愛護活動を行っている里親に対し、企業や団体が「サポーター」として、花苗や安全ベスト等活動に必要な物品の提供等の支援をしていただく制度です。
平成24年度から本格実施しており、多くのサポーターの皆さまに支援していただいております。
サポーターの特典として、提供いただく物品に企業名を表示することができます。
また、県のホームページに企業名を表示し、県民の皆さんにPRします。
アダプトシステムへの参加やサポーターの登録を希望される地域住民団体、企業又は学校等の方は、お手数ですが、お近くの建設事務所までお問い合わせ、ご相談ください。
アダプト団体への支援拡充のため、県直営ふるさと納税受付サイト「ガチなが」で寄付を募集しています。
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