工業技術総合センターが支援した県内企業がJAXAとの連携による研究開発に取り組みます

長野県（産業労働部）プレスリリース令和元年（2019年）9月24日

宇宙航空研究開発機構（JAXA）では、世界の航空輸送や航空機利用、航空技術にイノベーションをもたらす新たな技術やアイデアの公募事業を実施しています。

平成30年度にJAXAの公募事業に採択された事業の中から、今年度、JAXAとの連携による研究開発に移行する事業に、工業技術総合センターが支援した県内企業が採択されました。

JAXAの公募事業名

2019年度JAXA航空技術イノベーションチャレンジ Powered by DBJ^※1

※1 日本政策投資銀行の略で、同行が事業化に向けた事業計画検討などをサポート

(株)羽生田鉄工所（長野市）

CFRP^※2のトポロジー最適化設計^※3を元とした電気飛行機の最適な構造設計手法

及び成形技術の実用化に向けた開発

※2炭素繊維強化プラスチック

※3限られた条件の下で最も効率の良い材料の配置を自動的に見つけ出す手法

工業技術総合センターでは、(株)羽生田鉄工所及び(株)クエストコーポレーション（小布施町）と共同で、トポロジー最適化法を用いて、無人固定翼機を対象に最適設計の研究を実施（JAXA航空技術イノベーションチャレンジ2018）

本採択事業も同様の体制で継続してサポートする予定

詳細はJAXAホームページをご覧ください。

http://www.aero.jaxa.jp/collabo/public-invitation/challenge.html