加工不良を徹底的に抑え込む「プレス加工DXシステム」を開発しました！

長野県（産業労働部）プレスリリース令和6年（2024年）7月1日

工業技術総合センターでは、株式会社ニチダイ（京都府）と共同で、加工不良を出さないための「プレス加工DXシステム」を開発しました。

開発の背景

金属プレス加工では、金型の異常による加工不良の発生が問題となっています。そこで、金型の異常をより早く検知する研究に着手しました。

金型内部に各種センサーを取り付けることで金型内部の状態の「見える化」を実現しました。
各種センサーの値から異常を検知することで、加工不良の発生を「初期段階」で抑えられるようになりました。

本システムは、現在、県内企業で試験的に導入して実際の生産現場での性能評価を進めており、システムの有効性について確認されております。
本システム・技術についてご興味を持たれた方、実装を希望する方には生産工程に応じた技術支援をいたしますので、お問合せください。