ここから本文です。
更新日:2024年4月24日
長野地域振興局
野鳥みごろ情報
(PDF:165KB)
野鳥撮影はマナーを守って“野鳥にやさしい撮影を”
戸隠森林植物園は、森林のレクリエーション利用と森林に関する知識の普及を図ることを目的に設立されました。
園内には、「モミの木園地」「水芭蕉園」「植物観察園」などや「八十二森のまなびや」「野生生物観察舎」「みどりが池」などの施設と、これらを結ぶ散策歩道があります。また、この園は戸隠小鳥の森の一部にもなっており、多数の小鳥が生息しています。
デジカメ等の普及により、以前より手軽に野鳥撮影を楽しむことができるようになりましたが、一方で撮影のマナーが非常に悪いと感じる方も見かけます。良い写真を求めるあまり、生息環境を荒らしたり、鳥への危害や生態系への影響を与えているケースもあります。
撮影場所では大きな声を出さないであげましょう。平気に見える場所でも、鳥たちは驚いているものです。
機材をかついでの大きな動きは鳥たちにとって非常に脅威です。
大きな動きは控えましょう。
繁殖場所での撮影により近年、営巣放棄など様々なトラブルが続出しています。このため、当園では営巣中の撮影をお断りすることがあります。鳥にとっての境界線と、撮影側の作り出す境界線は異なる場合がほとんどです。声をかけあったり、紐をはるなどして、鳥たちが安心して子育てをできるようにしてあげましょう。撮影のために巣の周囲の枝を切る行為や木道からはみだして湿地に入り込むなどの行為はもってのほかです。
営巣放棄:人間の気配を嫌って、鳥が卵やヒナをあきらめて、巣に戻らなくなること。残された卵やヒナは死んでしまいます。
ねぐらも鳥たちにとって大切な場所です。ねぐらを変えてしまうほどの行為をしないようにしましょう。
近づきながら何度も立ち止まって、鳥が警戒してキョロキョロと周囲を見回していないかなど確認して、無茶をしないように心がけましょう。
鳥へのやさしさだけでなく、撮影者同士、他のバードウォッチャーや自然散策で訪れる方などへの配慮もお忘れなく。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください