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更新日:2024年1月11日

「火傷病」感染回避のための中国産花粉の買取りについて

 中華人民共和国において、令和3年(2021年)から、「りんご」や「なし」の病気である「火傷病(かしょうびょう)」が発生していることが確認されました。火傷病は日本国内で未発生の病気であるほか、有効な防除方法が確立されていないため、感染した場合は樹木の伐採等が必要となり、産地に与える影響が大きく、火傷病の国内侵入を未然に防ぐことが重要です。
 現在、中国産の「りんご」・「なし」受粉用花粉(以下「中国産花粉」という。)が多く輸入されており、その花粉には火傷病の原因となる細菌が付着している可能性があります。
 中華人民共和国における火傷病の発生確認を受けて、日本国政府は令和5年8月30日から中国産花粉の輸入を停止していますが、輸入停止措置以前に輸入された中国産花粉については、使用の自粛をお願いするとともに、県が全量買取りの上、廃棄することとしました。

火傷病について

火傷病とは?

 エルビニア・アミロボーラという細菌(火傷病菌)による植物の病気です。リンゴやナシなどのバラ科ナシ亜科植物に広く感染し、大きな被害を起こします。
 日本に発生していないため、海外から宿主植物の枝や果実などの輸入を制限して、侵入を強く警戒しています。

 【写真】火傷病症状の一例

 【写真】火傷病症状の一例

火傷病に感染した場合

現在、火傷病菌に対する有効な防除方法は確立されていません。
そのため、まん延防止対策として感染樹の伐採が必要となります。

中国産花粉の買取りについて

 お手持ちの中国産花粉について、以下のとおり買取りを実施します。

買取り対象の花粉

 「りんご」と「なし」の中国産花粉のすべて(年産は問いません)

買取りに必要なもの

 「中国産花粉の現物」「購入時の単価と数量がわかるもの(領収書等)」

買取りおよび廃棄

 中国産花粉の買取り及び廃棄は県で行いますが、買取りの方法はお住いの地域によって異なる場合があります。
 中国産花粉をお持ちの方は花粉を購入した購入店(JA等)又は、お住まいの地域を管轄する県農業農村支援センターまでご連絡をお願いします。

ご連絡の期日

 令和6131日()まで

関係機関の問合せ先

 ★受付時間★ 午前8時30分から午後5時15分まで(ただし、12時から13時及び土日休日は除く)

センター名 電話番号(直通) 管轄地域
佐久農業農村支援センター 0267-63-3147 小諸市、佐久市、南佐久郡・北佐久郡の各町村
上田農業農村支援センター

0268-25-7126

上田市、東御市、小県郡の各町村
諏訪農業農村支援センター 0266-57-2913

岡谷市、諏訪市、茅野市、諏訪郡の各町村

上伊那農業農村支援センター 0265-76-6813 伊那市、駒ケ根市、上伊那郡の各町村
南信州農業農村支援センター 0265-53-0414 飯田市、下伊那郡の各町村
木曽農業農村支援センター 0264-25-2220 木曽郡の各町村
松本農業農村支援センター 0263-40-1916 松本市、塩尻市、安曇野市、東筑摩郡の各村
北アルプス農業農村支援センター 0261-23-6511 大町市、北安曇郡の各町村
長野農業農村支援センター 026-234-9592 長野市、須坂市、千曲市、埴科郡・上高井郡・上水内郡の各町村
北信農業農村支援センター 0269-23-0209 中野市、飯山市、下高井郡・下水内郡の各町村
県庁農政部農業技術課 026-235-7222 全 域

よくあるご質問

質 問 回 答
いくらで中国産花粉を買い取ってもらえるのですか? JAや資材店などの販売店から購入した時の単価に中国産花粉の重量を掛けた金額で買い取ります。購入時の単価や数量がわかる領収書等が必要です。
中国産花粉と自家採取の花粉を混ぜて保管していますが、自家採取の花粉も買取り対象となるのですか? 買取り対象は中国産花粉のみです。自家採取の花粉は対象外です。ただし、混合された花粉は全て回収し、県において処分します。

 

お問い合わせ

所属課室:農政部農業技術課

電話番号:026-235-7222

ファックス番号:026-235-8392

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