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更新日:2017年4月14日
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「駅はどっちに行けばあるの?」「子犬を一緒に探してくれない?」など、犯罪者は言葉巧みに子どもたちに接近してきます。それも、周辺に大人がいないときをねらいます。そして、用意してきた車に子どもを強引に乗せ、お金や性的ないたずら、憂さ晴らしを目的に連れ去るのです。
誘拐犯などの犯罪者にとって、通学路は絶好の犯行スポットの一つです。待ち伏せすれば子どもが必ず通ります。校庭内に侵入し、子どもたちに接近しようとする犯行者もいます。大阪府で起きた児童殺傷事件のように、学校内で犯罪に巻き込まれたケースもあります。
誘拐や連れ去りから子どもを守るには、親が子どもから目を離さないのが原則です。しかし、四六時中にわたって子どもを見張るのは現実的に無理です。そこで、大切になるのが、地域の大人たちが協力して防犯に努めることです。犯罪の温床となりやすい通学路の安全を確認し、登下校時のパトロールをするなどの協力も地域で行いましょう。
普段から、子どもには「知らない人に声をかけられても、ついて行ってはいけないよ」と教えておきましょう。防犯ブザーやホイッスルなどの防犯器具を持たせておくことも大切です。地域内の防犯活動と普段からの防犯意識を強く持つことが、子どもの生命を守ります。
お問い合わせ
長野県警察本部生活安全部人身安全・少年課
電話:026-233-0110(代表)