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更新日:2018年7月27日
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科学捜査研究所では、犯罪現場に残された証拠品などが犯人に結びつくかどうかを鑑定しています。
その鑑定結果は直ちに犯罪捜査に活用され、裁判では重要な証拠として採用されています。
そのため鑑定は、最新の検査機器と専門知識や技術を有する研究員によって正確で、しかも迅速に行われています
科学捜査研究所には次のような係があります。
血液、体液(唾液、汗等)、毛髪、骨、組織などについてヒトのものなのか、血液型やDNA型は何型なのかを検査しています。
この他、顔画像検査、発見された骨の年齢や性別などの検査もしています。
法律で使用が禁止されている薬物(覚せい剤、コカイン、LSD、大麻など)、人体に害を与える毒物(農薬、青酸など)が錠剤、液体などの中に含まれているか調べています。
また、犯罪現場に遺留されたプラスチック、金属、繊維などの工業製品の成分を分析し、犯罪との関わりを調べています。
交通、火災、爆発など、発生した事故の原因究明を行っています。
発生当時の状況をコンピュータを使用してシミュレーション解析したり、場合によっては再現実験などにより検証します。銃器や刀剣類の検査も行っています。
書類中の文字がその人が書いたものか、あるいは書類に押されている印影がその人の印鑑によるものかを調べています。紙幣・貨幣、免許証の真偽なども検査しています。
供述内容の真偽をポリグラフ装置を用いて検査します。
ポリグラフというと「嘘(ウソ)発見器」と思われがちですが、嘘ではなく「どのようなことを知っているのか」を調べる検査です。
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