「平成29年度版林務部コンプライアンス推進行動計画」を決定しました

長野県(林務部)プレスリリース平成29年（2017年）4月20日

　平成27年10月に策定した「林務部コンプライアンス推進行動計画」の取組状況について、外部有識者で構成する林務部改革推進委員会による評価・検証を受け、「平成29年度版林務部コンプライアンス推進行動計画」を決定しました。

１　改定の経過

　大北森林組合補助金不適正受給事案発生の反省を踏まえ、平成27年10月に「林務部コンプライアンス推進行動計画」を策定し、二度とこのような事案を起こさないとの決意の下、再発防止に向けて取組を進めてきました。

　平成28年度の取組状況について、外部有識者で構成する林務部改革推進委員会による評価・検証を受けた上で、行動計画の改定を行いました。

①　本庁と現地機関のコミュニケーションを活発にするため、テレビ会議を積極的に開催

②　事務事業全般の点検を行う「業務棚卸し」を実施

③　造林事業の運用改善として、施行地毎の写真添付の義務化

④　適正な現地調査実施のため、２人体制での現地調査を徹底

⑤　森林組合の経営改善に向けて、県森林組合連合会と連携し、林業経営の専門家を派遣、改善指導を実施

　新たな「長野県行政経営方針」との整合を図り、「県民起点」の意識改革、風通しのよい対話にあふれた組織づくり、しごと改革（しごとの質と生産性の向上）の３つの柱で再整理、項目を絞って重点化するなど工夫し、県民の皆様からの信頼回復に向けて引き続き、取り組んでまいります。