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更新日:2024年5月21日

県内で初めて流域下水道から発生する汚泥が肥料登録されました

長野県(環境部)プレスリリース令和6年(2024年)5月21日

安曇野終末処理場(アクアピア安曇野)から発生する下水汚泥(脱水汚泥)について、国(農林水産省)において、汚泥肥料として登録され、肥料としての有効利用が可能となりました。
今後、一般への利用に向けて、南安曇農業高校との効果検証試験などを実施していきます。

肥料登録の概要

1 背景

令和5年3月、国土交通省と農林水産省の連名で「下水汚泥資源の肥料利用に向けた活動推進」方針が示されたことを踏まえ、下水汚泥の農地利用拡大に向け、肥料化の検討を進めてきた。

2 肥料名:下水汚泥肥料『アクアピア1号』(登録日:令和6年5月10日)

安曇野終末処理場から生じる汚泥を濃縮、消化、脱水したもの。
下水を処理する過程で生じる汚泥は廃棄物であり、現在、セメント原料として資源化しているが、植物の成長を促す窒素やリンなどの成分も含まれていることから、昨今の世界情勢による肥料価格の高騰を受け、農業用資材としての活用が期待されている。

3 今後の取組

  • 南安曇農業高校との効果検証試験(継続)
  • 県機関での園芸利用の検討
  • 一般への利用に向けた検討

(参考)効果検証試験

安曇野終末処理場で発生した下水汚泥について、肥料としての有効性や安全性に関する試験を実施しています。

  • 土壌中の肥料成分調査
  • 稲、小麦、野菜・花きの生育試験
  • 下水汚泥の成分分析
  • 土壌への重金属成分の蓄積状況確認

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お問い合わせ

所属課室:犀川安曇野流域下水道事務所

担当者名:(担当)八町、高橋

電話番号:0263-73-6571

ファックス番号:0263-73-6572

所属課室:環境部水道・生活排水課

担当者名:(担当)内川、花岡

電話番号:026-235-7320

ファックス番号:026-235-7399

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