県内市町村の令和5年度普通会計決算の状況(確報)をお知らせします

長野県（企画振興部）プレスリリース令和6年（2024年）11月26日

県内市町村の令和5年度普通会計決算の状況（確報）は、次のとおりです。

※速報（令和6年9月27日公表）からの変更点

• 別紙「3.財政構造の弾力性」に令和5年度全国平均値（速報値）を追加しています。 
• 「資料5.令和5年度市町村普通会計決算概況」のうち、辰野町、小布施町、信濃町及び山ノ内町の令和5年度経常収支比率が変更となりました。（辰野町：89.5→86.3、小布施町：87.9→87.8、信濃町：79.0→85.9、山ノ内町：86.0→86.2）
• その他、精査の結果、歳入歳出の内訳が変更となりました。　

県内77市町村普通会計決算のポイント

景気の持ち直しにより市町村税等は回復しつつあるが、国庫補助事業等が減少したこと等により、令和4年度と比較して歳入歳出ともに減少となった。

歳入

　1兆1781億円（前年度比△1.0％） 臨時財政対策債や国庫支出金の減（資料1）

歳出

　1兆1305億円（前年度比△0.7％） 補助費等や災害復旧費の減（資料3）

実質収支

　全団体で黒字となり、総額は365億7000万円、標準財政規模に占める実質収支の割合（実質収支比率）の平均は5.7％（同△1.0ポイント）

決算収支の状況（単位：百万円、％）

経常収支比率

　87.7％（同＋1.2ポイント）（資料4・5）

基金の積立金残高

　4910億8900万円（同＋2.1％）で、3年連続の増（資料4・5）

地方債現在高

　8720億1000万円（同△3.6％）で、3年連続の減 （資料4・5）

※普通会計とは、一般会計と特別会計（公営企業会計・国民健康保険特別会計等を除く。）を合算したものです。
（ただし、合算する際に会計間の重複を相殺するため、一般会計と特別会計の単純合計とは一致しません。）