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更新日:2017年7月3日
南信州地域振興局
第44回目となる長野県茶の共進会を平成29年6月23日(金)、天龍村老人福祉センターにて開催しました。
本共進会は県内において生産される茶の品質向上を図り、地域の茶業振興に資することを目的としています。
当日は、南信州・木曽地域で生産された荒茶(あらちゃ)30点が出点されました。
荒茶とは、茶の葉から茶を作る製茶行程で、茶葉を蒸して、揉んでいく工程を経て乾燥した段階のものです。一般に流通する多くの茶は荒茶に対し火入れ、選別等の仕上げ加工を経た後のものです。
共進会の審査は以下の4項目で行いました。
「外観」(茶葉が針のように細くよれているか、艶はあるか、深みのある良い色をしているか等)
「香気」(蒸れた香りはしないか、焦げ臭など製茶時に熱を入れ過ぎていないか等)
「水色(すいしょく)」(透明感のある黄緑色をしているか、赤みがかっていないか等)
「滋味(じみ)」(甘み、旨味はあるか、苦味はどうか等)
香気審査の様子 滋味審査の様子
長野県知事賞(最優秀賞)は天龍村の柿下忠雄さんのお茶でした。
【受賞された皆様(敬称略)】
○長野県知事賞(最優秀賞) 1点
柿下忠雄(天龍村)
○1等賞 4点
○2等賞 4点
○3等賞 4点
○努力賞 1点
計14点
審査長からは、「栽培管理講習会での指導や定期的な茶刈更新もあり、良い原料が増えてきた。今後は製造工程で管理を徹底し、原料を活かしてほしい」と報告がありました。
審査での指摘事項を参考に、さらなる品質向上を目指しましょう。
受賞された皆様、大変おめでとうございました。
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