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更新日:2024年3月22日
長野県(林務部)プレスリリース 令和6年(2024年)3月22日
スギ花粉発生源対策として、県独自にクマスギを「花粉の少ない品種」として以下のとおり認定しました。クマスギから採取した穂木(ほぎ)を活用した苗木生産を行い、県内産の「花粉の少ない苗木」の安定的な流通を目指します。
令和6年3月22日(金)
低花粉スギ品種(花粉の少ない品種※)
※花粉の少ない品種とは 国の「スギ花粉発生源対策推進方針」に基づき、以下の基準により国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所林木育種センターが開発した品種及び都道府県が認めた品種等
無花粉スギ品種 | 花粉を全く生産しない |
少花粉スギ品種 | 花粉発生量が一般のものに比べ約1%以下 |
低花粉スギ品種 | 花粉発生量が一般のものに比べ相当程度少ない |
品種名:クマスギ(県営米子採穂園(須坂市)内で管理しているものに限る)
概 要:長野県須高地域を中心に古くから植栽されてきた、挿し木用の在来品種
花粉量が少なく、成長、強度、材質等の林業用としての特性も良好である
花粉の少ない苗木の流通のための取組のひとつとして、クマスギから採取した穂木(ほぎ)を活用した苗木生産を試験的に行う予定です(詳細は別紙のとおり)。
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