ここから本文です。
更新日:2024年4月16日
松塩水道用水管理事務所
洪水調節、河川の流量維持、水道水確保を目的とした多目的ダムで、水を蓄えます。
奈良井川から水を取り入れます。
取り入れた水を浄水場まで自然流下で導きます。
浄水場へ流入する水量の調整をします。
前混和池・・・水中の細かな泥やゴミを固めるために凝集剤の、ポリ塩化アルミニウム(PAC)を入れます。
後混和池・・・殺菌消毒のために次亜塩素酸ナトリウムを入れます。
ポリ塩化アルミニウム(PAC)を注入した水をフロキュレーターという羽根車でかき混ぜフロック(泥の固まり)を作ります。
フロック形成池で大きくなったフロックを約4時間かけて沈殿させます。沈んだフロックは、汚泥掻寄機で集められ排泥池に送られます。
薬品沈殿池で沈まなかった浮遊物をアンスラサイト、砂、砂利の層を通して取り除きます。ろ過が済んだ水は、きれいな水道の水(浄水)となります。
本山浄水場で作られた水道の水(浄水)を蓄える水槽です。浄水場で作る3時間分の水を貯めることができます。
浄水処理する過程で発生した汚泥を水と分離します。急速ろ過池から発生する泥水を処理する排水池、薬品沈澱池から沈んだ汚泥を処理する排泥池汚泥の濃度を高めて汚泥量を減らす濃縮槽などがあります。分離された水は着水井へ、汚泥は天日乾燥床に送られます。
排水処理施設から送られてきた汚泥を天日で約1年自然乾燥させます。
水道水の供給先(松本市、塩尻市、山形村)への送水量を計測します。
奈良井川に石油等が入った場合に警報が鳴って、中央監視室に知らせます。
通常の浄水処理で除去できない石油臭や高濁度時の泥臭の原因物質を除去します。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください