上田保健所管内の飲食店でウエルシュ菌による食中毒が発生しました

長野県（健康福祉部）プレスリリース令和6年（2024年）6月29日

本日、上田保健所は上田市内の飲食店「そえるcafe」を食中毒の原因施設と断定し、当該施設の営業者に対し令和6年6月29日から令和6年7月1日まで、3日間の営業停止を命じました。
患者は、6月22日に当該施設が調理、提供したキーマカレー弁当を喫食した2グループ49名中の2グループ41名で、長野保健所が行った検査により、患者便及び弁当の残品からウエルシュ菌が検出されました。なお、患者は全員快復しました。

【事件の探知】

令和6年6月23日午前8時45分頃、飲食店「そえるcafe」の営業者から「6月22日に自社で調理、提供したキーマカレー弁当を食べた者のうち20名程が体調不良を呈している。」旨の連絡がありました。

【上田保健所による調査結果概要】

患者は、6月22日に当該施設で調理、提供されたキーマカレー弁当を喫食した2グループ49名中の2グループ41名で、同日午後1時頃から、下痢、腹痛等の症状を呈していました。
患者は、当該施設で調理し、提供されたキーマカレー弁当を共通して喫食していました。
長野保健所が行った検査により、患者便及び弁当の残品からウエルシュ菌が検出されました。
患者の症状は、ウエルシュ菌による食中毒の症状と一致していました。
患者を診察した医師から食中毒の届出がありました。
以上のことから、上田保健所は当該施設で調理、提供されたキーマカレー弁当を原因とする食中毒と断定しました。