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更新日:2025年1月24日
災害発生時には、各自治体において、速やかに避難所が開設されます。
そこで、避難所担当職員ではなく、ペットを連れて避難してきた飼い主同士が協力し合い、速やかにペットの避難スペースを設営・運営できるように、あらかじめ指示書(ミッションカード)と物資をとりまとめたものです。
スターターキットを開けて、順々に指示書どおりに準備を行うことにより、誰でも設営と運営を可能にするものです。
①初期の対応に使用
②イラストなどとともに、読んで理解できる指示が1項目ずつ簡潔に記載
③指示された内容を1つずつ実施していくことで、手順に従った行動(避難スペース設営)が可能
④状況に応じた指令書の作成が必要
指示書には、順番にやるべきことが書いてあります。順番に進めていくことにより、だれでもペットの受け入れ態勢を整えることができます。
ただし、避難所管理者と運営者があらかじめペットのスペースをどこにするか決める必要があるため、指令書の内容は避難所毎に異なります。
・ペット避難スペースを運営するための必要な物資が入っています。
・ほとんどが、ホームセンターか100円ショップ等で揃えることが可能です。(受付用筆記用具、清掃用具、掲示物貼付用テープなど)
参考:スターターキット物資の一例(PDF:284KB)
ポスターや避難所ルール、その他掲示物等を用意します。
・スターターキット(デモ版)一式の貸出を行っています。
・個人に貸出しは行いません。
・避難所運営委員会が借用希望の場合には、お住まいの市町村を通じて、健康福祉部食品・生活衛生課に申込みをしてください。
・避難所の管理者と運営者と話し合い決める必要があります。
・市町村によっては、避難所運営の一環として補助がある場合もあります。お住まいの市町村にお問い合わせください。
飼い主同士が協力し合い(共助)、お住まいの地域の避難所担当者とともに進めていく必要があります。
「同行避難」とは、災害発生時に飼い主がペットとともに、危険な場所から安全な場所に避難する「避難行動」を示す言葉です。
避難所内でのペットの飼養の仕方(屋内同居や屋外飼育等)については、その避難所の規模や部屋数、避難者の数や被災者の状況によって異なります。
その「同行避難」の訓練を行うことにより、より現実的な対策をすることが可能になります。
特定非営利活動法人ANICE(アナイス)平井潤子理事長の提案によりすすめられ、環境省発行「人とペットの災害対策ガイドライン」にも紹介されています。
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