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更新日:2019年6月3日
県議会は、みんなが明るく住みよいくらしができるように、県民(けんみん)から出された希望(きぼう)や意見を聞き、県の仕事の内容(ないよう)と、それに必要(ひつよう)なお金の使い方(予算(よさん))を決めたり、仕事を進めるための決まり(条例(じょうれい))をつくったりするところだよ。
県議会で決まったことを進めるのが知事(ちじ)で、県の仕事は県議会と知事がおたがいに意見を出し合い、協力(きょうりょく)して進めるんだ。
長野県にはたくさんの人が住んでいるから、わたしたちのくらしに大切な県の仕事について、すべての県民(けんみん)が集まって話し合いをすることはできないよね。
そこで、わたしたちの代表者を選挙(せんきょ)で選(えら)ぶのよ。この代表者が県議会議員。
長野県で選ばれる県議会議員の人数は57人で、任期(にんき)は4年よ。
県議会議員は、18才以上(いじょう)の国民(こくみん)で、県内に3ヶ月以上住んでいる県民(けんみん)が選ぶんだ。
選挙(せんきょ)は、県内を23の選挙区(せんきょく)に分けて行われるよ。
選挙には、25才以上の人で、県議会議員を選ぶ権利(けんり)である選挙権(せんきょけん)を持っている人が立候補(りっこうほ)できるよ。
自分が住んでいる地域(ちいき)の議員を調べてみよう![選挙区別議員名簿]
県で行う仕事への意見や要望は、県議会や知事(ちじ)あてに出すことができるわ。
県議会に出す意見や要望は、議員(ぎいん)の紹介(しょうかい)が必要(ひつよう)なものを「請願(せいがん)」といい、議員の紹介がいらないものを「陳情(ちんじょう)」というのよ。
県議会では、その内容(ないよう)を調べて、ふさわしいとみとめるときは採択(さいたく)し、県政(けんせい)に反映(はんえい)できるよう努(つと)めるのよ。
だれでも、県議会の本会議(ほんかいぎ)や委員会(いいんかい)などのようすを見たり聞いたりすることができるんだ。このことを傍聴(ぼうちょう)というんだ。ぜひ、見に来てね。
本会議場(ほんかいぎぎじょう)には、車いすを使っている方のための席(せき)もあるよ。本会議では、耳の不自由(ふじゆう)な方のために手話や要約筆記(ようやくひっき)の通訳者(つうやくしゃ)の派遣制度(はけんせいど)もあるんだ。
パソコンやスマートフォンがあればインターネットでも本会議の生中継(なまちゅうけい)や録画中継(ろくがちゅうけい)を見ることができるよ。県議会ホームページの「本会議中継(ほんかいぎちゅうけい)」というところから入ってね。
本会議の録画中継を見てみよう![録画中継]
議場は、議員全員(ぎいんぜんいん)が集まって話し合いをする本会議(ほんかいぎ)が開かれる場所よ。
広さは、およそ322平方(へいほう)メートルで、たたみ195枚(まい)分くらいの広さよ。
議場には、議長席(ぎちょうせき)、演壇(えんだん)、議員席(ぎいんせき)、理事者席(りじしゃせき)、傍聴席(ぼうちょうせき)などがあるわ。
議長席は議長がすわって会議を進めるところ。演壇は知事(ちじ)や議員が発言をする場所で、すべての発言はここで行われるの。議員席は議員の座る席で、座る席は決まっているわ。理事者席は県の仕事を進める人の席ね。傍聴席は、会議のようすを見たり聞いたりする人の席よ。
議場の席の配置(はいち)を調べてみよう![議場議員配席図]
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