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更新日:2019年10月7日

委員会提出議案

委員会提出議案一覧(令和元年9月定例会)

令和元年9月定例会提出分

議案番号

件名

提出委員会

議決年月日

議決結果

委第1号

豚コレラの全面終息に向けた対策の一層の強化を求める意見書(案)

農政林務委員会

令和元年10月7日

原案可決

委第2号

地域の実情を十分に踏まえた地域医療構想の推進を求める意見書(案)

県民文化健康福祉委員会

令和元年10月7日

原案可決


委第1号 

 

豚コレラの全面終息に向けた対策の一層の強化を求める意見書(案)

 

 

年月日

衆議院議長

参議院議長

内閣総理大臣

総務大臣

財務大臣

厚生労働大臣

農林水産大臣 あて

議長名

 

 地方自治法第99条の規定により、下記のとおり意見書を提出します。

 昨年9月に我が国で26年ぶりとなる豚コレラが確認されてから1年が経過したが、関係者による懸命の努力がなされているものの、いまだ終息に向けた見通しが立たず、感染エリアは拡大の一途を辿っている。
 このような中、本県では、養豚農場へ豚コレラを侵入させないため、野生イノシシの侵入防止柵設置に対する支援等を実施してきた。しかしながら、今般新たに県畜産試験場や養豚農場において豚コレラが発生する事態となるなど、これまでの対策では感染防止に十分とは言えない状況となっている。
 こうした状況を受け、国は、飼養豚への予防的ワクチン接種が可能となるよう対応することを決定したが、我が国の養豚農家が壊滅的な被害を受けることなく、意欲を持って経営を続けられるよう事態の早期解決が求められる。
 よって、本県議会は、国会及び政府において、豚コレラの全面終息を図るため、次の事項について特段の措置を講ずるよう強く要請する。
1 飼養豚へのワクチン接種を早期に実施するとともに、接種豚の流通確保や風評被害防止に向けた対策を講じること。
2 感染経路の早期解明とともに、養豚場のバイオセキュリティ向上のため、監視対象農場等の感染リスクの高い養豚農家に対する助言・指導や、飼養衛生管理基準の見直し、畜舎改修等の施設整備への財政支援等を行うこと。
3 野生イノシシ対策強化のため、経口ワクチン散布を国主導で国費により実施し、また、捕獲に対する手当金や資材購入等の支援を充実させること。
4 海外からのアフリカ豚コレラ等の侵入を防ぐため、国内の空港、海港における検疫体制の強化等の水際対策を充実させること。
5 殺処分や早期出荷を行った養豚農家が飼養を再開するまでに必要となる経費の支援を拡充すること。

 

 


委第2号 

 

地域の実情を十分に踏まえた地域医療構想の推進を求める意見書(案)

 

 

年月日

衆議院議長

参議院議長

内閣総理大臣

総務大臣

財務大臣

厚生労働大臣 あて

議長名

 

 地方自治法第99条の規定により、下記のとおり意見書を提出します。

 本年9月、国の地域医療構想に関するワーキンググループは、効率的で不足のない医療提供体制を構築するため、再編・統合の議論が必要な医療機関として全国424の病院名を公表した。
 今回公表された病院は、全国一律の基準により選定され、過疎化や冬場の積雪といった個別事情が考慮されていないことから、住民や医療従事者に対し、地域の病院が機械的に再編・統合されるのではないかとの大きな不安を与えたところである。
 また、人口減少が急激に進む中山間地を抱える地方自治体は、地域医療構想の実現に向け、公立病院設置者としての経営改革や医師確保の取組に加え、公的医療機関への財政支援等、多くの対策を講じてきたが、今回の公表においては、こうした取組や成果が評価されておらず、地方自治体の医療施策の混乱が懸念される。
 よって、本県議会は、国会及び政府において、誰もが住み慣れた土地で安心して医療サービスを受けられる社会を実現するため、国と地方の協議の場を積極的に設けるなど、地域の実情を十分に踏まえた地域医療構想の推進に努めるよう強く要請する。

 

 

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電話番号:026-235-7414

ファックス:026-235-7363

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