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更新日:2024年12月5日
がん検診で精密検査が必要と判定された場合、「がんの疑いがある」可能性があります。より詳しい検査を行い、本当にがんがあるかを調べる必要があるため、必ず精密検査を受けてください。
県では、令和7年度から5つのがん検診(胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、子宮頸がん)の精密検査を受けることができる医療機関についての一覧を作成します。
受診する医療機関がわからないときはこちらの一覧を参考にしてください。
※ 受診に係る紹介状の要否や自己負担額等については、医療機関により異なりますので、受診を希望される医療機関にお問い合わせください。
それぞれ掲載要件を満たし、一覧への掲載を希望する場合は、下記の申し込みフォームからお問い合わせください。
① 必要に応じて生検を行うことができる。 |
②* 機器(スコープ、生検鉗子)の洗浄・消毒(ないし滅菌)を検査毎に適切に行っている。 |
③ 年間50件以上の全大腸内視鏡検査を行う体制がある。 |
④ 年1回を目安に、長野県医師会が開催する「消化器検診研修会」に出席する。 |
*②について
・スコープの再生処理:高水準消毒薬による洗浄・消毒(機能水も消毒効果の評価は不十分だが使用可)
・生検鉗子:超音波洗浄と滅菌(オートクレーブまたはエチレンオキサイドガス)または、ディスポーザブル生検鉗子
※長野県がん検診実施要領に則り、精密検査実施機関は精密検査の結果等を記録し、これらを市町村及び検診機関に報告すること。
① 高分解能CT(HRCT)あるいは薄層CT(TSCT)撮影が可能。 |
② 肺がん診療の経験を有する医師により、病巣の大きさや濃度、形状の画像評価、病巣の経時的変化についての画像追跡及び 比較検討ができる。 |
③ 検診機関でCTを受診した場合、症例の精検、治療、転帰を記録保管し、これらを当該市町村及び検診機関へ報告して成績 |
※長野県がん検診実施要領に則り、 検診機関で胸部エックス線検査を受診した場合も精密検査実施機関は精密検査の結果等を
記録し、これらを市町村及び検診機関に報告すること。
以下、④、⑤を満たしている場合、その旨を名簿に掲載します。
④ 組織学的検査(気管支鏡検査、経皮針生検、CTガイド下針生検、胸腔鏡下精検、外科的生検、等)にて確定診断を得られる。 |
⑤ NPO法人肺がんCT検診認定機構の施設認定を受けている機関で、その公表を希望する場合。 |
① 必要に応じて生検を行うことができる |
②* 機器(スコープ、生検鉗子)の洗浄・消毒(ないし滅菌)を検査毎に適切に行っている。 |
③ 年間100件以上の上部消化管内視鏡検査を行う体制がある |
④ 年1回を目安に、長野県医師会が開催する「消化器検診研修会」に出席する。 |
*②について
・スコープの再生処理:高水準消毒薬による洗浄・消毒(機能水も消毒効果の評価は不十分だが使用可)
・生検鉗子:超音波洗浄と滅菌(オートクレーブまたはエチレンオキサイドガス)または、ディスポーザブル生検鉗子
※長野県がん検診実施要領に則り、精密検査実施機関は精密検査の結果等を記録し、これらを市町村及び検診機関に報告すること。
① コルポスコープによる狙い組織診を実施できる。 |
※長野県がん検診実施要領に則り、精密検査実施機関は精密検査の結果等を記録し、これらを市町村及び検診機関に報告すること。
① 施設は、NPO法人日本乳がん検診精度管理中央機構(以下、精中機構)の施設画像評価でAまたはB評価を受けている。(精中機構画像認定施設) | 施設(マンモグラフィ) |
② 読影医師は、精中機構主催の読影講習会を受け、AまたはB評価を受けている。(精中機構認定読影医) ※非常勤の医師が携わる場合も要件を満たします。 |
医師(マンモグラフィ) |
③ 日本医学放射線学会の仕様基準を満たした乳房X線撮影装置を有する。 | 撮影装置(マンモグラフィ) |
④ 撮影技師(診療放射線技師)あるいは医師は精中機構主催の撮影技術及び精度管理に関する講習会を受け、AまたはB評価を受けている。 ※非常勤の技師あるいは医師が携わる場合も要件を満たします。 |
技師(マンモグラフィ) |
○追加掲載の内容
以下、⑤~⑦については、満たしている場合、その旨を名簿に掲載する。
⑤ 日本乳腺甲状腺超音波医学会(JABTS)あるいは精中機構主催の乳腺超音波講習会を修了し、AまたはB評価を受けている医師がいる。 |
医師(超音波検査) |
⑥ 精中機構主催の乳房超音波講習会を受け、AまたはB評価を受けている診療放射線技師あるいは臨床検査技師がいる。 | 技師(超音波検査) |
⑦ 下記の二次精密検査医療機関に該当する場合。 二次精密検査医療機関の要件 (ア) 微細な石灰化病変に対する診断が可能なこと ・Mammotome、BD elevation等による組織診(吸引式針生検) ・高解像度の超音波装置による超音波ガイド下の組織診 ・マンモグラフィまたは超音波誘導下にフックワイヤーを留置したのちの組織診 (イ)ごく小さな腫瘤性病変に対する診断が可能なこと ・高解像度の超音波装置による超音波ガイド下の組織診 (ウ)乳癌学会専門医・認定医による診断がなされること。 |
※長野県がん検診実施要領に則り、精密検査実施機関は精密検査の結果等を記録し、これらを市町村及び検診機関に報告すること。
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