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更新日:2024年7月10日
長野県(健康福祉部感染症対策課)プレスリリース令和6年(2024年)7月10日
2024年第27週(2024年7月1日~7月7日)の感染症の発生情報です。
結核1例、腸管出血性大腸菌感染症3例、レジオネラ症2例、劇症型溶血性レンサ球菌感染症3例、梅毒3例の届出がありました。
劇症型溶血性レンサ球菌感染症は全国的に届出数が増加しており、県内でも第27週時点で25例となり、昨年の届出数(23例)を上回りました。
手足口病の報告数が定点あたり6.98人となり、流行警報レベルの基準値(定点あたり5.0人)を超えました。例年、夏に患者数が増加するウイルス性の感染症で、主な症状は口の中、手のひら、足の裏や甲にできる水ほう性の発しん、発熱などです。患者の咳やくしゃみ、便などにウイルスが含まれており、飛沫感染やウイルスが付着した手や物を介した接触感染・経口感染により感染します。トイレの後やおむつ交換の後、食事の前には石けん・流水による手洗いを励行し、タオルの共有を避ける、症状がある場合の咳エチケットなど、感染予防に努めましょう。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は先週から増加して、定点あたり6.49人でした。外出後の手洗いや手指消毒、室内の換気、適切なマスクの着脱、咳エチケットなど、基本的な感染対策を心がけましょう。
第28週は、7月17日(水曜日)発行予定です。
「長野県感染症情報」も併せてご覧ください。
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