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更新日:2023年11月29日
(令和5年11月1日に2022年(令和4年)の確定値を掲載しました)
感染症対策において、感染症の発生状況を把握することは、感染症の予防及びまん延防止を図るうえで、とても重要なことです。『感染症情報』では、感染症の発生状況を収集・分析し、週報及び月報として情報提供をしています。
現在、県内全医療機関の届出により把握する全数把握感染症と、あらかじめ指定した医療機関(定点)の協力を得て行う定点把握感染症の合計117疾病(2023年(令和5年)5月8日より)について、患者発生状況の情報収集をしています。
(注)届出数は診断日を基準に集計しているため、今後変更が生じることがあります
結核3例、潜在性結核感染症1例、急性脳炎1例、梅毒2例の届出がありました。
インフルエンザは2週続けて増加し、定点あたり51.83人でした。県では「インフルエンザ警報」を発表しており、しばらくの間は流行の継続が懸念されます。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は先週から増加し、定点あたり5.82人でした。
引き続き、外出後の手洗いや手指消毒、室内の換気や適度な湿度の保持、適切なマスクの着脱、症状がある場合の咳エチケットなど、「かからない」、「うつさない」ように十分注意しましょう。
第36週より2023-2024シーズンとして集計・公表。
STD定点からの届出は、性器クラミジア感染症28例(男性3:女性25)、性器ヘルペスウイルス感染症3例(男性0:女性3)、尖圭コンジローマ2例(男性0:女性2)、淋菌感染症4例(男性1:女性3)でした。
基幹定点からの届出は、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症32例(男性22:女性10)、ペニシリン耐性肺炎球菌(PRSP)感染症0例(男性0:女性0)、薬剤耐性緑膿菌感染症0例(男性0:女性0)でした。
【2023年11月29日号外】梅毒の届出状況について(11月26日現在)(PDF:113KB)
【2023年7月5日号外】ヘルパンギーナ ・ RSウイルス感染症に注意しましょう!(PDF:209KB)
【2022年9月7日号外】長野県における2021/22シーズンのインフルエンザの流行状況及びウイルス検索結果について(PDF:210KB)
【2022年12月7日号外】梅毒の届け出状況について(PDF:116KB)
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【2021年9月1日号外】長野県における2020/21シーズンのインフルエンザの流行状況及びウイルス検索結果について(PDF:571KB)
【2021年8月11日号外】2021年RSウイルス感染症の流行状況(PDF:115KB)