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更新日:2021年1月15日

環境保全研究所

令和2年度に取り組んでいる調査研究について

倫理審査

 長野県環境保全研究所では、感染症まん延防止対策のための調査・研究を行っています。各研究では食中毒や感染症などの行政検査等で得られた患者等の情報や検体を用いる場合があり、その実施にあたっては長野県倫理審査委員会の審査を受けています。

令和2年度研究概要

「食中毒原因病原体(ウイルス及び寄生虫)の疫学に関する研究」

【研究の概要】 食中毒を引き起こす病原体には、ウイルス、細菌、寄生虫が含まれます。本研究は、特にウイルス性食中毒および寄生虫性食中毒が疑われた事例の遺伝子解析等の検査データや保健所等で実施した疫学調査結果を収集・集計・分析した情報と、事例ごとに疫学的データを蓄積・検討した情報を関係機関等に還元することで、食中毒等感染症発生予防対策に寄与するとともに、広く県民に対し食中毒等防止対策の正確な情報を提供することに役立てていきます。

 

「腸管出血性大腸菌等の疫学に関する調査・研究」

【研究の概要】 腸管出血性大腸菌は、菌に汚染された飲食物により感染することの多い感染症(食中毒)です。しかし、同菌の汚染量が少ない広域流通食品が原因の場合には、患者発生が散発的であるため、喫食・行動調査を行っても他の要因に紛れて原因食品にたどり着けない場合があります。そこで、患者さんから検出された菌の分子疫学的(遺伝子)解析を行い、同一性が確認された事例に絞り込んでの関連情報解析・潜在的集団事例発見により、原因究明・対策を講じることで、更なる健康被害拡大を防ぎます。

【研究対象】 「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づく届出患者

【研究期間】 2019~2021年度

【関連発表】 可視化による効果的なコンタミネーション・感染防止対策(PDF:1,896KB)

 

「食中毒原因ウイルスの疫学に関する調査・研究」

【研究の概要】 ノロウイルスを原因とするウイルス性食中毒は全国的に毎年多くの事例が発生していますが、サポウイルス、ロタウイルス、アストロウイルスなどノロウイルス以外のウイルスによる集団感染事例の報告はノロウイルスに比べると例数が少ないというのが現状です。そこで、2008年度に当所に搬入された検体のうちアストロウイルスが検出されたものについて、事例の検査データや保健所等で実施した疫学調査結果をまとめ、今後の食中毒等発生予防対策に役立てていきます。

【研究対象】 食中毒疑い事例の際に、行政検査として搬入された試料(糞便、嘔吐物、食品、環境検体等)のうち、アストロウイルスが検出された事例の検査データ及び疫学調査情報

【研究期間】 2019~2020年度

【研究発表等】

「長野県内で発生したヒトアストロウイルス8型による集団胃腸炎事例」(感染症学雑誌,94(6),808-813,2020)(別ウィンドウで外部サイトが開きます)

 

研究対象となることを望まない方へ

 行政検査等にご協力いただいた方のうち、情報や検体を研究対象として利用することを望まない方は、下記申請書の提出により、研究対象から除外することができます。(当所で個人情報を有していない場合や、すでに結果を公表した研究の場合など、除外できないこともありますのでご了承ください。)なお、研究データは、統計的に処理され個人情報が公表されることはありません。

申請様式 研究使用の停止申請書(オプトアウト)(PDF:69KB)

 詳しくは下記までお問い合わせください。

 

終了研究一覧

「インフルエンザの疫学に関する調査・研究」 【研究期間】2017~2019年度

 


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お問い合わせ

所属課室:長野県環境保全研究所 

長野県長野市大字安茂里字米村1978

電話番号:026-227-0354

ファックス番号:026-224-3415

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