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更新日:2024年7月18日
県内の山岳遭難事故は、遭難件数・遭難者数とも3年連続過去最多を記録し、今年も昨年を上回るペースで遭難が発生しているとともに、外国(韓国)人の大量遭難事故もあり、極めて憂慮すべき事態となっている。
県内における山岳遭難事故の防止に向けた抜本的な取組みを進めるため、有識者等からなる検討会を設置して、課題解決に向けた方策や具体的なスキームを検討し、来年度以降の県遭対協の防止対策事業に反映させる。
(1)山岳遭難の現状と課題
1 登山者の増加(登山者層の広がり) ⇒ 山岳遭難の増加
・危険認識の乏しい『経験の浅い登山者』
・知識・技術の習得機会の少ない『未組織登山者』
・体力の衰え等 認識不足の『中高年登山者』
・外国人登山者の増加等
2 行政の対応 等
・情報提供
・意識啓発
・山域での直接指導
(2)新たな対策の検討
○ 情報提供と意識啓発(外国語における情報提供)
○ 山域での直接指導方法
○ 信州登山案内人と連携した防止対策
○ 県・地区遭対協の体制
○ 入山規制・登山届の提出義務化 等
※ 五十音順、敬称略
内野 かおり (うちの かおり) 韓国語登山情報サイト運営
鈴木 宏治 (すずき こうじ) クラブツーリズム(株)テーマ旅行部 部長
節田 重節 (せつだ じゅうせつ) 公益財団法人日本山岳会副会長、
元 トムラウシ山遭難事故調査特別委員会座長
高橋 政男 (たかはし まさお) 諏訪地区遭対協山岳救助隊長
羽根田 治 (はねだ おさむ) フリーランスライター
東 秀訓 (ひがし ひでのり) 国立登山研修所専門職
松本 正信 (まつもと まさのぶ) 北アルプス北部地区遭対協救助隊長
宮本 義彦 (みやもと よしひこ) 長野県山岳協会会長
山口 孝 (やまぐち たかし) 北アルプス南部地区遭対協救助隊長
加藤 銀次郎 (かとう ぎんじろう) 松本市山岳観光課長
篠崎 孔一 (しのざき こういち) 白馬村観光課長
第1回 |
第2回 |
第3回 |
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開催日 |
10月8日(火曜日) |
10月29日(火曜日) |
平成26年2月12日(水曜日) |
内容 |
現状、課題の分析 対策への提言 |
新たな対策の検討 |
まとめ |
観光部観光企画課(県遭対協・総務部)、教育委員会事務局スポーツ課(県遭対協・防止対策部)、警察本部地域課(県遭対協・救助部)
第1回長野県山岳遭難防止対策検討会
検討会からの提言として、節田座長より加藤副知事へ報告書を提出しました。
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