ここから本文です。
更新日:2022年9月27日
本格的な人口減少社会を迎え、水需要の減少に伴う経営環境の悪化への懸念、施設の老朽化や事業の担い手不足などの課題に対応するため、持続可能な水道事業経営の体制づくりに向けて、長野市、上田市、千曲市及び坂城町の地域における広域化等の研究を行うため、長野市、上田市、千曲市、坂城町及び長野県(企業局)は、令和3年7月に「上田長野地域水道事業広域化研究会」を設置し、研究を開始しました。
長野市、上田市、千曲市及び坂城町(以下「関係市町」という。)の地域の水道事業は、歴史的な経過から、各行政区域の一部又は全部を長野県企業局が担っており、長野市、上田市、千曲市、坂城町及び長野県企業局(以下「関係団体」という。)は、平成26年から「水道事業運営研究会」を組織し、将来の広域化・広域連携を見据え、地域にふさわしい水道事業のあり方について、検討を重ねてきました。
令和3年5月に、関係団体の給水区域を対象として、厚生労働省による「水道基盤強化計画策定に向けた水道施設の最適配置計画の検討業務」の結果(以下「厚生労働省の検討結果」という。)が示されたことから、同年7月に、関係市町の首長から知事に対して「水道事業の広域化に係る要望書」が提出され、その趣旨を踏まえて「上田長野地域水道事業広域化研究会」が設立されました。
厚生労働省の検討結果を踏まえ、広域化等の形態について、事業統合を含めた複数の案を設定し、それぞれの案における財政面組織面等への影響を整理するとともに、設定した形態の案による財政シミュレーションを実施し、広域化等の形態を比較検討することのできる基礎資料作成の業務を委託する。
当面の間は、関係団体で、より具体的な広域化の検討を行うことを基本とする。
上田、長野地域の他の市町村等から参加の希望があった場合は、別途対応を協議する。(なお、オブザーバーにより随時参加可)
広域化の方向性(案)の中間取りまとめによる住民・議会等への説明等を経て、令和3年度内に「広域化の方向性報告(案)」を取りまとめる。
広域化等の形態(事業統合、経営の一体化、用水供給事業の新設、施設の共同化等)を抽出し、その性質を比較・論点整理し、方向性を議論する中で、最も効果が大きいと考えられる「事業統合」を中心に研究を進めることとした。
令和3年度から、次の方法で広報等を実施することとした。
住民説明会等の開催、意見募集等の実施、議会等への説明、広報媒体による広報
次の点について、資料を修正することとし、表現等については座長に一任することとした。
・5ページの最初に広域化の検討の目的を記載すること
・5ページの1基本的な考え方の中の「「広域化=事業統合」ということではなく」という表現は、事業統合を想定しているように感じられるため、表現を修正すること
・6ページの検討事項の2つめと3つめの順番を入れ替えること
・6ページの検討事項に危機管理体制を追加すること
・6ページに長野市、上田市、千曲市及び坂城町の周辺市町村との連携について追加すること
シンポジウムの内容、運営方法等について確認
報告書の内容について、委託業者より説明を受け、確認
各市町における住民説明の状況について確認
所要の改正を行った。
関係市町の首長(長野市長、上田市長、千曲市長及び坂城町長)と県公営企業管理者が、上田市の「染屋浄水場」、企業局の「諏訪形浄水場」(上田市内)及び「四ツ屋浄水場」(長野市内)並びに長野市の「犀川浄水場」を相互に見学した上で、広域化等について意見交換を実施。
本格的な人口減少社会を迎え、水需要の減少に伴う経営環境の悪化への懸念、施設の老朽化や事業の担い手不足などの課題に対応するため、持続可能な水道事業経営の体制づくりに向けて、長野市、上田市、千曲市及び坂城町の地域における広域化等の研究への取組について理解を深めていただくことを目的として、上田長野地域の議員等を対象にシンポジウムを開催。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください