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更新日:2024年9月17日

令和4年度当初予算案の概要(企業局)

企業局の令和4年度の当初予算案は、「長野県公営企業経営戦略(令和3年3月改定 計画期間:令和3~7年度)」において、企業局の基本目標である「水の恵みを未来へつなぐ」を具現化し、社会環境の変化や直面する課題に迅速かつ的確に対応するとともに、最終年度を迎える「しあわせ信州創造プラン2.0」の目標達成に向けて積極的・重点的に取り組む観点から予算案を編成しました。

予算案の概要

電気事業

収益的収支

(消費税込み、損益は税抜き)

区分

令和4年度当初予算額
(A)

令和3年度当初予算額
(B)

比較
(A)-(B)(A)/(B)

収入

4,539,447千円

4,306,789千円

232,658千円

105.4%

支出(1)

3,615,859千円

3,381,496千円

234,363千円

106.9%

差額

(損益)

923,588千円

(149,776千円)

925,293千円

(432,606千円)

△1,705千円

(△282,830千円)

(99.8%)

(34.6%)

 

資本的収支

(消費税込み)

区分

令和4年度当初予算額
(A)

令和3年度当初予算額
(B)

比較
(A)-(B)(A)/(B)

収入

6,701,000千円

3,705,918千円

2,995,082千円

180.8%

支出(2)

9,749,046千円

6,878,490千円

2,870,556千円

141.7%

差額

△3,048,046千円

△3,172,572千円

124,526千円

(96.1%)

 

支出総計(1)+(2)

13,364,905千円

10,259,986千円

3,104,919千円

130.3%

主要事業

脱炭素社会に向け、長野県の豊かな水資源を活かす水力発電により、「再生可能エネルギーの供給拡大」と「エネルギー自立分散型で災害に強い地域づくり」の具現化を図るとともに、電力の安定供給のため、未来に向けて積極的に投資します。

〔未来への投資〕

○水力発電所の建設等の推進〔7,043,596千円〕

  • 新規電源開発(発電所建設)の推進〔うち2,433,379千円〕
    R4年度 新しい水力発電所の建設着手6か所、新規地点調査7か所
  • 基幹水力発電所等の大規模改修の推進〔うち4,610,217千円〕
    大規模改修5か所(美和、春近、与田切、小渋第3、豊丘)

〔先端技術の大胆な活用〕

○次世代監視制御ネットワークシステムの構築(電気事業・水道事業共通)

  • 発電施設統合管理システムの構築〔450,593千円〕

○監視カメラや水位計の設置等による監視強化、降雨・流入予測システムの導入〔25,300千円〕

○水素ステーション実証事業〔32,909千円〕
 2台のFCVを活用し、実証を推進

〔リスクマネジメント〕

○地域連携水力発電マイクログリッド構築に向けた検討〔33,000千円〕

○監視カメラや水位計の設置等による監視強化、降雨・流入予測システムの導入(再掲)

〔地域への貢献、地域との連携〕

○「水力発電推進研究会(仮称)」の設置

  • 県内の新規電源開発等を促進するため、意欲ある事業者等と情報共有し、課題を研究

○地域連携水力発電マイクログリッド構築に向けた検討(再掲)

○水の恵みを未来へつなぐ交付金〔50,000千円〕

  • 企業局の水力発電所所在市町村における先端技術を活用した地域課題解決に対する取組を支援

○電気事業利益を活用した地域貢献(一般会計への繰出し)〔20,000千円〕

  • こどもの未来支援積立金からの繰出し

○地域内経済循環等に資する売電のあり方等の検討〔25,850千円〕

〔柔軟で俊敏な組織づくり〕

○発電所建設拠点の設置

○持続可能な経営のための戦略的な広報の実施(電気事業・水道事業共通)〔20,187千円〕

○しごと改革・働き方改革の推進(電気事業・水道事業共通)〔24,020千円〕

  • ICTを活用した職場環境の整備、職員の自己啓発・健康管理への支援等

 

水道事業(末端給水事業及び用水供給事業)

収益的収支

(消費税込み、損益は税抜き)

区分

令和4年度当初予算額
(A)

令和3年度当初予算額
(B)

比較
(A)-(B)(A)/(B)

収入

5,747,549千円

5,679,002千円

68,547千円

101.2%

支出(1)

5,355,809千円

5,292,713千円

63,096千円

101.2%

差額

(損益)

391,740千円

(135,329千円)

386,289千円

(160,727千円)

5,451千円

(△25,398千円)

(101.4%)

(84.2%)

 

資本的収支

(消費税込み)

区分

令和4年度当初予算額
(A)

令和3年度当初予算額
(B)

比較
(A)-(B)(A)/(B)

収入

2,002,122千円

1,733,415千円

268,707千円

115.5%

支出(2)

4,865,594千円

4,456,738千円

408,856千円

109.2%

差額

△2,863,472千円

△2,723,323千円

△140,149千円

(105.1%)

 

支出総計(1)+(2)

10,221,403千円

9,749,451千円

471,952千円

104.8%


主要事業

将来にわたり安全・安心な水道水を安定して供給する持続可能な経営体制の確立に向け、未来への計画的な投資、人材の確保・育成と広域化・広域連携の強化を図ります。

〔未来への投資〕

○施設等の老朽化対策及び耐震化の推進〔末端2,015,758千円、用水522,908千円〕

  • 老朽化対策関連

 [末端]諏訪形浄水場中央監視制御装置更新、有収率向上対策(塩化ビニル管等の解消)等

 [用水]本山浄水場急速ろ過設備制御盤更新、水質機器の更新等

  • 耐震化関連

 [末端]重要給水施設関連配水池(上田市下之郷配水池)1か所

    基幹管路延長4.1km、耐震適合率:R4末97.6%(目標:100% R7→R6年度)

 [用水]本山浄水場排水処理施設

    管路延長1.4km、耐震適合率:R4末96.7%(目標:100% R6→R5年度)

○施設(四ツ屋浄水場等)の浸水対策の推進〔25,000千円〕

○ポンプ施設のダウンサイジングの検討〔13,000千円〕

〔先端技術の大胆な活用〕

○次世代監視制御ネットワークシステムの構築〔電気・水道事業共通 再掲〕

  • 浄水場中央監視制御装置の更新とネットワーク化の推進〔530,000千円〕(再掲)

○水道料金のキャッシュレス決済の導入〔3,279千円〕

○管路マッピングシステムのモバイル化〔3,850千円〕

〔リスクマネジメント〕

○施設等の老朽化対策及び耐震化の推進(再掲)

○施設(四ツ屋浄水場等)の浸水対策の推進(再掲)

○管路マッピングシステムのモバイル化(再掲)

○応急給水拠点としての「安心の蛇口」の整備 坂城町内1か所〔4,000千円〕

〔地域への貢献、地域との連携〕

○関係市町村等との広域化・広域連携の推進、県内市町村等水道事業者への支援〔62,179千円〕

  • 末端給水区域関係市町との検討の加速、用水供給区域での広域化・広域連携の検討
  • 環境部、企画振興部と連携し、県内市町村等の水道事業者を技術的に支援する体制づくりを推進

(参考)

末端給水事業及び用水供給事業ごとの予算案の概要は以下のとおりです。

末端給水事業

収益的収支(消費税込み、損益は税抜き)

区分

R4年度当初予算額
(A)

R3年度当初予算額
(B)

比較
(A)-(B)(A)/(B)

収入

4,233,848千円

4,163,840千円

70,008千円

101.7%

支出(1)

3,929,860千円

3,902,662千円

27,198千円

100.7%

差額

(損益)

303,988千円

(109,385千円)

261,178千円

(106,801千円)

42,810千円

(2,584千円)

(116.4%)

(102.4%)

 

資本的収支

(消費税込み)

区分

R4年度当初予算額
(A)

R3年度当初予算額
(B)

比較
(A)-(B)(A)/(B)

収入

1,787,122千円

1,499,215千円

287,907千円

119.2%

支出(2)

3,992,541千円

3,507,080千円

485,461千円

113.8%

差額

△2,205,419千円

△2,007,865千円

△197,554千円

(109.8%)

 

支出総計(1)+(2)

7,922,401千円

7,409,742千円

512,659千円

106.9%

 

用水供給事業

収益的収支

(消費税込み、損益は税抜き)

区分

R4年度当初予算額
(A)

R3年度当初予算額
(B)

比較
(A)-(B)(A)/(B)

収入

1,513,701千円

1,515,162千円

△1,461千円

99.9%

支出(1)

1,425,949千円

1,390,051千円

35,898千円

102.6%

差額

(損益)

87,752千円

(25,944千円)

125,111千円

(53,926千円)

△37,359千円

(△27,982千円)

(70.1%)

(48.1%)

 

資本的収支

(消費税込み)

区分

R4年度当初予算額(A)

R3年度当初予算額(B)

比較
(A)-(B)(A)/(B)

収入

215,000千円

234,200千円

△19,200千円

91.8%

支出(2)

873,053千円

949,658千円

△76,605千円

91.9%

差額

△658,053千円

△715,458千円

57,405千円

92.0%

 

支出総計(1)+(2)

2,299,002千円

2,339,709千円

△40,707千円

98.3%

 

注)

  1. 収益的収支は、主に営業活動に係る収入及び支出を表します。また、支出額には減価償却費等の現金支出を伴わないもの(損益勘定留保資金)を含みます。
  2. 資本的収支は、主に設備投資に係る収入及び支出を表します。なお、収入が支出に対し不足する額は、損益勘定留保資金等で補てんします。
  3. 損益は、収益的収支の差額から消費税相当額を控除したものです。
事業体系(PDF:93KB)
事業改善シート一覧表
令和4年度当初予算案の概要(PDF:163KB)

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企業局 

電話番号:026-235-7372

ファックス:026-235-7388

経営推進課財務係

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