安曇野警察署協議会開催結果
開催日時
令和5年9月28日(木曜日)午後3時00分~午後5時00分
開催場所
安曇野警察署
出席者
会長以下8名
警察署長以下11名
議事概要
- 管内の治安情勢についての説明
- 諮問事項協議
- 意見・要望
諮問事項協議
諮問事項:「安曇野警察署速度取締り指針について」
【委員】
【警察】
- 速度の出しやすさに関係することから、信号機が少ない路線は速度を出しやすく、結果として大きな事故が起きやすい。
【委員】
- 現行指針よりも取締り時間帯が2時間ほど早くなっているのはなぜか。
【警察】
- 交通事故の発生状況を踏まえ、実状に沿った時間帯としている。
【委員】
- 朝夕に交通事故の発生が多いのは想像がつくが、午前11時ごろに発生が多いのはなぜか。
【警察】
- 商業地を通る路線であるため、買い物や昼食のための交通量が増加することから、交通事故も増加していると推測する。
【委員】
- 指針の内容について地域住民に認知してもらうことが大事と考える。
【警察】
要望・意見
【委員】
- 自転車のヘルメット着用が努力義務化されたが、小・中学生の着用率が高く、高校生の着用率が低いと感じる。
【警察】
- 都道府県によって違いはあるが、全国的に女性の着用率が低い。着用率の低い対象に的を絞った啓発活動が必要と考える。
【委員】
- おしゃれなヘルメット等があれば女性の着用も上がるのではないか。
【委員】
- ヘルメットは高価であり、自転車のカゴに入れておけば盗難被害に遭うおそれもあることから、購入に二の足を踏む人もいるのでは。
【警察】
- あらゆる機会を通じて着用の必要性を訴え着用率向上に努めたい。
【委員】
- 高齢者の運転免許証の自主返納が低調であるとのこと。返納することで何か特典があれば返納も進むのでは。
【警察】
- 返納に際し、運転経歴証明書を発行しており、提示することにより指定店で割引など特典を受けることができる。また、デマンドバスの乗車券交付等の恩恵を受けられる自治体もあることから、各自治体のホームページ等で確認することができる。
【委員】
- 郡部では、高齢世帯も多くデマンド交通も整備されていない状況であることから、運転免許証の返納を勧めるのは難しい状況である。
【警察】
- 自治体と連携の上、可能な限り自主返納を呼び掛けていきたい。