長野中央警察署協議会開催結果
開催日時
令和6年6月27日(木曜日)午後3時00分~午後4時45分
開催場所
長野中央警察署
出席者
会長以下19名
警察署長以下14名
議事概要
- 長野中央警察署管内の概況
- 諮問事項「災害対策について」
- 意見・要望等
諮問事項「災害対策について」
【委員】
- 災害発生前に、行政が避難指示等を出す際、避難指示の判断基準が統一されていない気がするため、行政と検討して欲しい。
【警察】
- 気象庁が発表する警報・市町村が発令する避難の基準がバラバラでわかりにくいという意見があり、現在基準の表示方法等が見直されているところである。
【委員】
- 消防では、「ライブ119」として、現場からライブ映像を配信してもらい、直接状況を確認して救命措置を指導する方法を運用しているが、警察でもそのような対策を行えば、災害対応時に手助けになるのではないか。
【警察】
- 警察でも、既に現場の状況を携帯電話で撮影していただき、その画像を元に手配する等の対応は行っているところである。
【委員】
【警察】
- 動ける人は、住民同士で協力してもらい、できることをそれぞれの立場で行ってほしい。各避難所にしかるべき職員が配置され対応にあたるのが一番良いが、専門的スキルを身につけた人を配置できるかはわからない。避難所開設時の対応等については、日本赤十字社が開催する研修の受講も一考であるが、地域住民に限らず、今後、警察、消防、行政それぞれが能力を高めていくべき事項でもある。
意見・要望等
【警察】
- 事前に委員から「電話でお金詐欺」抑止対策として、「ながの男の脳喝倶楽部」とコラボしての広報啓発活動をしたらどうかとの提案を受けた。
当署では、既に「ながの男の脳喝倶楽部」と共同して活動を行っている。
【委員】
- 地元の小学校PTAで、交通に関する危険箇所の情報が上がってきているので、出来る対策をしていただければと思う。
【警察】
【委員】
- 「災害時は、悪質事件に注意」というチラシがあるが、実際に自宅に詐欺を疑う訪問があった。実際の事例として警察は関わってもらえるものか。
【警察】
- 災害時は、修理業者を装って訪問してくる詐欺が多くなる。買い取りを装ったり、そのまま自宅にある貴重品を盗む場合もある。
そのため、しっかりした業者かどうかを各人で判断してもらう必要があるので、県職員とも協力して、今後も広報啓発活動を実施していく。