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更新日:2019年11月12日
長野県では、子どもの自己肯定感の向上に効果があるとされる森のようちえん等の自然保育を、戦略的な保育および幼児教育資源として活用し、豊かな子育て環境の整備を通じて子育てにおける保護者のストレス軽減を図り、さらに子育ての楽しさを実感していただくことで、少子化傾向の改善に取り組みます。
幼児期の子どもを対象に、屋外での遊びや運動を中心に様々な体験を深め、知力と体力を同時に高めることのできる全国的に注目される新しいスタイルの子育てです。多様な自然環境を活かした活動を通じて、子どもたちの知的好奇心や感性が豊かに育まれ、さらに異年齢の集団活動の中でコミュニケーションや社会性、自尊心や自己肯定感の向上も期待できます。
実践団体に共通する傾向として、子育てにおける保護者のストレスが一般に比べて低く、育児が楽しいと感じる割合が高いので一家庭当たりの子どもの数が多いと言われています。同様の趣旨で活動している団体は全国で150ほど確認されていますが、本県内には全国最多の16団体が確認されており、自然保育の分野では本県が先進的であると言えます。
少子化や情報化社会における子どもや家庭をとりまく環境変化の中で、特に幼児期における体験活動の減少等が、子どもの健全な成長の観点から危惧されています。森のようちえん等の仕組みや実践プログラムは、そうした課題解決に効果があると考えられていますが、現状では社会的認知が低く、保護者、行政、企業等に十分に知られていません。また指導者等の人材育成や経営の安定化の観点からも様々な課題を抱えています。
従来、それぞれのスタイルで運営されてきた森のようちえん等の自然保育(幼児教育)に対し、実践内容や教育的効果を客観的に検証した上で、新たな認定制度に基づいた一つの客観的指標を導入して認定団体の教育的質を公的に担保し、社会的認知や信用を高めることを目指します。
自然保育に対する保護者や地域からの社会的信頼感が高まり自然保育を取り入れる子育て環境が拡充することは、森のようちえん等の自然保育団体が増えるのと併せて、従来の保育園や幼稚園との連携促進にもつなげたいと考えています。
それらによって新たな子育てコミュニティーが地域に広がり、保護者同士が子育ての楽しさを再認識する地域文化が醸成されれば、少子化傾向の歯止めになるものと考えられます。
5月現地実態調査の実施
10月信州型自然保育団体認定制度構築
11月信州型自然保育団体公募
12月信州型自然保育プログラム構築
信州型自然保育団体認定
2月事業報告書の作成
2,722千円(地域少子化対策強化交付金)
第1回信州型自然保育検討委員会
第2回信州型自然保育検討委員会
第3回信州型自然保育検討委員会
第4回信州型自然保育検討委員会
第5回信州型自然保育検討委員会
第6回信州型自然保育検討委員会
第7回信州型自然保育検討委員会
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