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更新日:2023年8月31日

県営住宅A団地について

ご意見(2023年7月18日受付:Eメール)

お世話になります。

現在、長野県ゼロカーボン戦略に掲げる「2050ゼロカーボン」の達成に向け、県内全体の再生可能エネルギー生産量の増加を図るため、県や市でいろいろな施策を講じているかと思います。

私はB市町村の県営住宅A団地に住んでおりますが、県営住宅に太陽光発電システムを設置することは出来ないのでしょうか?(建物の屋根や駐車場など)と申しますのも、県営住宅で暮らすにあたり、昨今の災害の多発などから電気が止まってしまうことに対し、大変懸念しております。数年前に少し多めの雪が降った際、中部電力の送電網のトラブルから朝方電気が止まってしまったことがあります。その際、A団地の場合、水道水が受水槽で管理されており、電気が止まると水道も止まってしまい大変困りました。
また、現在電気料金がかなり上がっており、県営住宅入居者の生活に負担を強いられております。そういったもろもろの事情を加味し、もし太陽光を有効に活用できれば、非常時の電源確保にもつながり入居者を安心させることができるかと思います。かつ、県が推し進めている「2050ゼロカーボン」の達成にも多少なりとも貢献できるのではないかと考えます。
先日、県営住宅を管理されている建設事務所の方と共営費関係のことで打ち合わせをさせていただきました。その席で、現在A団地では風呂場やキッチンの給湯の改修やトイレの改修を計画していることを耳にいたしました。しかしながら、他の住民の方がどう思うかは分かりませんが、私個人としては風呂やトイレは現状でも特に問題はないため、もっと必要なところを改修していただきたいと思っております。
例えば、北側の部屋の天井や壁のカビが物凄いです。窓を二重サッシにしたり樹脂製のものに変えたりすれば、改善の可能性があるかと思います。また、階段の電灯もセンサー式にしてもらえれば余計な電力消費を抑えられます。これは、「2050ゼロカーボン」の達成にもつながる取り組みではないでしょうか。もし風呂場を改修するのであれば、換気扇を設置してもらえるとありがたいです。
いずれも経費がかかる問題のため、課題は山積かと思いますが、必要ではないところに手を加えるより必要としているところに手を加えていただきたいです。
行政側は実際の住民の困っていることとは無関係のところで動く傾向が強いです。県営住宅の駐車場も整備されてしまい、現在はそれ以前の何倍もの駐車料金を支払わされております。
県の言い分は「近隣の駐車場代よりもだいぶ安い」ということですが、そもそも公営住宅で暮らす人々の多くは生活弱者のため、大変大きな負担となっております。
駐車場整備費用が回収できれば、是非とも見直しをお願いしたいです。
また、各棟に来客用の駐車場を最低1区画設けていただきたいです。現在福祉用として何か所か設けられておりますが、各棟に1区画ではなく非常に不便です。駐車区画自体についても、現状はバラバラで統一性がないため、これを機に見直してはいかがでしょうか。
長くなりすみませんが、県営住宅のより良い環境整備をお願いしたく、ご検討の程よろしくお願い申し上げます。

回答(2023年7月28日回答)

長野県建設部長の新田恭士と申します。
この度は、「県民ホットライン」に「県営住宅A団地」に関するご提案をいただきありがとうございます。
最初に、太陽光発電システムの設置に関するご意見でございます。ご指摘のとおり2050ゼロカーボンの実現を目指し、県営住宅においても建替え時に太陽光発電システムの導入を着実に進めているところです。
一方、既存住棟への太陽光発電システムの導入は、建物の構造耐力や電力負荷状況など多くの課題があることに加え、公営住宅での発電電力の使途に制約もあることから、引き続き慎重に検討を行ってまいります。
次に、施設改修に関するご意見でございます。現在の生活様式と乖離している部分もある施設の設備状況や劣化状況を踏まえ、入居者の皆様にとってより良い住環境の整備に取り組んでいます。
一方で、全ての県営住宅を一挙に改修することは困難なため、順次環境整備を進めています。お住いのA団地においては、他の団地で好評いただいているバス・リフォーム工事を、希望する入居者の皆様の住戸で進めていく予定です。
また、2050ゼロカーボンの実現に向けて、ご指摘いただいた既存住棟の断熱性能や省エネ性能を高めるための改修工事も順次進めているところですので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
最後に、駐車場に関するご意見でございます。住棟建設時に駐車場施設が未整備だった団地については、入居者の皆様の利便性や安全性の向上と、任意で駐車場所を管理していた自治会等の負担軽減が図られるよう、入居者の皆様にご説明をした上で、駐車場施設の整備を進めており、お住いのA団地においても同様に進めてきました。
また、施設使用料につきましては、整備費用や安全な維持管理費用などを基本として、公営住宅の役割も踏まえつつ、近傍同種の駐車場使用料の額以下となるよう、団地ごとに定額で設定しておりますので、ご理解いただきたいと思います。
駐車場所の指定については、基本的に、皆様がお住いの住棟の近くに1台は駐車できるよう割り当てを行っております。来客用や2台目用の駐車場所については、スペースが不足しておりご不便をおかけしますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
以上、ご意見への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、公営住宅室長:樋口公昭、担当:管理係までご連絡くださいますようお願い申し上げます。

【問合せ先:建設部/公営住宅室/管理係/電話026-235-7337/メールjutaku(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

 

(分野別:住宅・景観)(月別:2023年7月)2023000250

 

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企画振興部広報・共創推進課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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