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写真撮影:長谷川裕明 他 |
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曲物(まげもの)(主要産地/塩尻市)(昭和57年10月21日指定)
木曽桧を木理に沿ってへぎ、熱湯浸漬により曲げ加工を行い、そば道具や茶道具などを作る。寛文年間(1670年頃)の書物には、既に「奈良井の曲物」として紹介されている。
【お問い合わせ先】
〒399-6303 塩尻市大字奈良井709
TEL 0264-34-3406(FAX兼)
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蘭(あららぎ)檜笠(主要産地/木曽郡南木曽町)(昭和57年10月21日指定)
地元の木曽桧を短冊状に裁断したひでを編み組みし、雨笠、日よけ笠とする。南木曽町蘭地区では江戸前期から生産されており、現在では観光土産品として人気が高い。
【産地組合等】
蘭桧笠生産(協)
〒399-5302 木曽郡南木曽町吾妻3321-1
TEL 0264-58-2664(FAX兼)
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お六櫛(ろくぐし)(主要産地/木曽郡木祖村)(昭和57年10月21日指定)
ミネバリ又はツゲを用いて作られたすき櫛やとかし櫛。江戸時代前期から、歯挽き鋸を用いて、手引きの技により作られている。
【産地組合等】
木祖村お六櫛組合
〒399-6201 木曽郡木祖村薮原1260-1
TEL 0264-36-2488
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木曽材木工芸品(主要産地/木曽郡木曽町、上松町、大桑村 他)(昭和57年10月21日指定)
木曽五木(ヒノキ・サワラ・アスナロ・コウヤマキ・ネズコ)を素材として作られる小木工芸品の総称。江戸時代からの箱物類、桶樽類に加え、木味を活かしたネズコ製品等家庭用品を中心に幅広い製品が作られている。
【産地組合等】
木曽木材工業(協)
〒399-5608 木曽郡上松町大字荻原1579-3 産地HPへ(外部サイト)
TEL 0264-52-5500 FAX 0264-52-5501
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長野県農民美術(主要産地/上田市、東御市)(昭和57年10月21日指定)
大正期の洋画家山本鼎の創意、指導により上田地方に発祥。地域の風物等を題材に、ホウやカツラ材を用いて手彫りにより、室内装飾品や実用品等幅広く作られている。
【産地組合等】
長野県農民美術連合会
〒386-0005 上田市古里114-18
TEL 0268-24-2304(徳武忠造)(FAX兼)
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白樺工芸品(主要産地/松本市 他)(昭和57年10月21日指定)
大正期に、日本アルプス登山客向けの土産品として製造・販売されたものが発祥。本県特産のシラカバを用い、登山風俗やアルプスの動物等を題材とする郷土色豊かな手彫り工芸品である。
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軽井沢彫(主要産地/北佐久郡軽井沢町)(昭和58年10月13日指定)
明治20年頃、日光彫の職人を招き、別荘に居住する外国人向けの彫刻家具として製作された。桜の花を彫刻した独創的な製品である。
【産地組合等】
軽井沢彫製造販売組合
〒389-0102 北佐久郡軽井沢町大字軽井沢775
TEL 0267-42-2557 FAX 0267-42-2378
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秋山木鉢(主要産地/下水内郡栄村)(昭和58年10月13日指定)
江戸時代の末頃から、地元に豊富に産するトチを用いて木鉢等の生活用品を生産してきた。大径木による大型品に特徴がある。
【産地組合等】
秋山木工品加工組合
〒949-8321 下水内郡栄村大字堺18165
TEL 0257-67-2210(FAX兼)
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桐下駄(主要産地/下水内郡栄村)(昭和58年10月13日指定)
栄村は、北越桐の産地として名高く、桐は品質が良く、特に下駄、たんす板等に適している。発祥は明治後期で、現在でもその独特な履き心地に人気がある。
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信州竹細工(主要産地/長野市戸隠、下高井郡山ノ内町、伊那市)(昭和58年10月13日指定)
江戸時代の頃から県内のちしま笹(根曲がり竹)、篶竹の産地で籠類が製造されていた。ちしま笹は弾力性が強いので実用品に、篶竹は節の間隔が長いので装飾用に優れている。
【産地組合等】
中社竹細工生産組合
〒381-4100 長野市戸隠3694
TEL 026-254-2947(FAX兼)
須賀川竹細工振興会
〒381-0405 下高井郡山ノ内町大字夜間瀬2663-1
TEL 0269-33-5359
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信州鋸(のこぎり)(主要産地/茅野市、諏訪郡原村、富士見町)(昭和58年10月13日指定)
江戸時代、高島藩御用の鋸の製造が起源といわれる。鍛造に適した八ヶ岳山麓の気候と豊富に産出する鍛冶用松炭により発達した。
【産地組合等】
茅野市鋸工業組合
〒391-0011 茅野市玉川8375
TEL 0266-79-4287 FAX 0266-79-6503
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あけび蔓(づる)細工(主要産地/下高井郡野沢温泉村 他)(昭和59年8月23日指定)
野沢温泉村周辺では、江戸時代初期から冬期間の副業として、付近の野山に産するあけびの蔓を利用し、玩具や籠類等の日用雑貨を作ってきた。鳩車は、素朴な民芸品として有名。
【産地組合等】
長野県あけび蔓工芸組合
〒389-2500 下高井郡野沢温泉村河原湯
TEL 0269-85-2178 FAX 0269-85-3755
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信州手描友禅(主要産地/長野市、上田市、松本市、飯田市 他)(昭和61年2月20日指定)
江戸時代から県下の城下町を中心に発達。本県特有の草木染友禅を始め、ほとんどの工程が手作業で熟練度の高い技術を要する。
【産地組合等】
長野県手描染色工芸協同組合
〒380-0802 長野市上松1-1-6
TEL 026-233-1972 FAX 026-233-5776
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龍渓硯(りゅうけいすずり)(主要産地/上伊那郡辰野町)(昭和62年2月10日指定)
辰野町横川地籍に産する「龍渓石」から硯作りが始まったのは、江戸時代末期。現在でも伝統技法の手彫りにより製造されている。
【問い合せ先】
辰野町
〒399-0493 上伊那郡辰野町中央1番地 辰野町役場 産業振興課内
TEL 0266-41-1111 FAX 0266-41-4651
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飯田水引(いいだみずひき)(主要産地/飯田市 他)(平成26年11月27日指定)
1700年頃に飯田地方で盛んとなった元結製造の原紙を用いて、生水引が造られたのが始まりと言われている。強く丈夫な和紙で作られた良質な水引は、多彩で独創的なデザインが可能で、暮らしの中で「贈る心」、「おもてなしの心」を表現するのに欠かせない。
【産地組合等】
飯田水引協同組合 産地HPへ(外部サイト)
〒395-0003長野県飯田市座光寺3349-1
TEL 0265-22-3363 FAX 0265-22-3369
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松代焼(まつしろやき)(主要産地/長野市)(平成26年11月27日指定)
約200年前に、松代藩の奨励により松代地域を中心に盛んに生産された。陶土には鉄分の多い地元の粘土等を使用し、灰、白土、銅など天然素材で調合した釉薬を二重掛けすることで、素朴な造形・風合いと独特な青緑色の光沢を出している。
【産地組合等】
松代焼作陶会
〒381-1233長野県長野市松代町清野2120
TEL 026-278-7302 FAX 026-278-5143
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栄村つぐら(主要産地/栄村)(平成26年11月27日指定)
栄村では明治時代に稲作が始まると、冬期に子守りのための「ぼぼつぐら」が稲わらで造られるようになった。天然の稲わらの暖かさを活かし、手作業で丁寧に編み込む「猫つぐら」は、ペットブームと相まって需要が増大している。
【産地組合等】
栄村つぐら振興会
〒389-2703長野県下水内郡栄村大字堺8054
TEL 080-9525-4657
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信州からまつ家具(主要産地/松本市 他)(平成26年11月27日指定)
昭和34年頃から、長野県工業試験場におけるカラマツ材の脱脂・加工技術の研究成果をもとに、長野県家具工業会によるからまつ家具の製造が始まった。木目が明瞭で美しく、柔らかい風合いを持つ長野県産カラマツ材を用いて、箱物家具や脚物家具を製造している。
【産地組合等】
針葉樹家具開発研究会
〒390-1243長野県松本市神林2581-1
TEL 0263-58-4916(FAX兼)
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小沼箒(主要産地/飯山市)(平成31年3月22日指定)
明治初年から生産が行われ、冬期間の豪雪地帯で手仕事により作られている。
地元のスキー場や旅館でも愛用され、伝統的な技術・技法は、学校の授業に取り入れられるなど地域ぐるみで生産と販売に取り組んでいる。
【産地組合等】
小沼ほうき振興会
郵便番号389-2414 長野県飯山市大字常盤5799
TEL0269-62-0274
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長野県手作り打上花火(主要産地/長野県全域)(平成31年3月22日指定)
江戸時代から県内の神社の祭事に合わせて奉納花火が行われるようになった。
長野冬季五輪大会閉会式では、長野県花火組合により花火打上げを行うなど、活発な活動を展開している。
【産地組合等】
長野県花火組合(事務局)
郵便番号389-0505 長野県東御市和2939
TEL0268-62-3878(FAX0268-62-0131)
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信州組子細工(主要産地/長野県全域)(平成31年3月22日指定)
古くは武家屋敷や、寺社で使われていたが、明治時代以降、一般家庭等にも障子や欄間、衝立等で使用されるようになった。
住宅様式が変化する状況にありながら、手掛ける職人は多く残り、講習会を毎年開催し、技術伝承と品質向上に取り組んでいる。
【産地組合等】
長野県建具協同組合
郵便番号381-0034 長野県長野市高田久保沖1172-9
TEL026-228-7666(FAX兼)
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阿島傘(主要産地/喬木村)(令和6年9月20日指定)
阿島傘の伝統技術は、1700年代[江戸時代中期]から、阿島地区(現在の下伊那郡喬木村)で300年以上受け継がれてきた。阿島傘は、骨になる竹と雨よけの和紙はもちろんのこと、骨をつなぐ「ろくろ(エゴノキ等)」、耐久性を向上させるための「ベンガラ」等、地域内で採取できる様々な材料により製造されてきた。「骨の数だけ技がある」とも言われる。傘の絵柄は作り手によって多様で美しく、日用品としての用途だけでなく観光やイベント等でも活用されている
【産地組合等】
阿島傘振興会(事務局:喬木村役場産業振興課商工観光係)
郵便番号395-1107 長野県下伊那郡喬木村6664番地(喬木村役場内)
TEL0265-33-5141
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松本本藍型染(主要産地/松本市)(令和6年9月20日指定)
藍は世界最古の染料と言われ日本各地で染色に使用されてきた。松本の藍染めは、江戸時代から広く行われるようになり、明治44年には浜染工房が創業され「藍の型染め」(生地に型紙を置いて糊付けし藍を染める方法)の技術を県内で唯一受け継いでいる。藍型染めに欠かせない防染糊はもち米から作り、藍を発酵させた「すくも」に灰汁などを加えた染液を用いる伝統的な製法であり、化学薬品は一切使わず自然環境にも優しく、本藍が出す美しい青色によって、着物だけでなく、バックやストール等様々な製品が作られている。
【産地組合等】
藍染 浜染工房
郵便番号390-0828 長野県松本市庄内2-2-41
TEL0263-26-3945
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