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更新日:2024年1月30日
南信発電管理事務所
発電された電気は、数万~数十万ボルトの高い電圧で送電線によって変電所まで送られます。
変電所では変圧器により低い電圧にして工場や家庭に配電します。
大量の電気を使う工場などへは、7万ボルトや6千ボルトなど高電圧で供給していますが、家庭で使われる電気は柱上変圧器で更に100ボルトや200ボルトなど低い電圧にして、比較的安全な電圧で供給されます。
電気は工場やビルなどの増加や、家庭用電気機器の普及によって使用量が増えています。一年を通じてみると、クーラーや暖房機器の使われる夏や冬は、春や秋に比べてはるかに多くなっています。
伊那谷・木曽谷にある水力発電所だけでは需要をまかないきれないので、上越市の火力発電の電気で補っています。
一日の電気の使われ方も昼と夜では大きな差があり、工場や商店などが電気を使用する昼は夜の2倍ほどにもなります。
電気は貯めておくことができません。発電所で起こした電気と使われる電気は常にバランスを保っています。
ダム水力発電所は短時間で発電できることから、電力使用量のピーク時間帯に電力を供給するという重要な役割を担っています。
夏季1日の電気使用量の推移
出典:「原子力・エネルギー」図面集2012_1-2-11
一日の電気の使われ方
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