ここから本文です。
更新日:2024年10月10日
大町保健福祉事務所
フレイルとは、加齢とともに筋力や認知機能などが低下し、生活機能障がい・要介護状態などの危険性が高くなった状態のことで、適切な介入や支援により生活機能の維持・向上が可能です。
フレイル予防に関する長野県の取組
地域で高齢者の食事支援に携わる関係者が効果的に情報共有できるよう連携方策を検討し、大北地域の高齢者の低栄養予防に寄与することを目的として「大北地域高齢者食事サポート検討会」を開催しました。
医療機関、福祉施設、デーサービスセンターなど21施設から25名の関係者の方にご参加いただきました。
日時:令和6年8月23日 午後2時から午後4時30分まで
場所:北アルプス医療センターあづみ病院
対象者:医療機関、高齢者施設、市町村高齢福祉担当部署、市町村社会福祉協議会等において高齢者の食支援に携わる関係者(管理栄養士、看護師、言語聴覚士、ケアマネージャー等)
検討会に参加された方は、各施設の実際の食事(嚥下調整食)を持参して、「日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2021」に沿って分類し、ご自身の施設の食事形態と分類を確認するとともに、他施設の分類と形態についても確認しました。
各施設の作業の様子(例:市立大町総合病院・北アルプス医療センターあづみ病院)
ワークショップでの食事形態の分類を踏まえ、食事支援において課題と思われること、課題解決に向けたアイディア、できたらよいと思う取組等について、グループワーク形式で検討を行いました。
各施設の食事形態を並べて見たことで、同じ呼び名(きざみ食など)であっても、実際の食事形態が施設によって異なることがわかり、施設間で情報共有する際に学会分類のコード・名称を使用する必要性について多く意見が出されました。
課題解決のアイディアとしては、「栄養サマリー作成時には学会分類のコードを記入する」、「とろみの強さについても情報提供する」、「在宅で食事支援を行う家族も理解しやすい共通ツールの作成」、「関係者同士が情報共有できる場の定期的な開催」等が出されました。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください