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更新日:2017年6月8日
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長野県の刑法犯認知件数は、平成13年をピークに減少を続けているものの、殺人事件や強盗事件、子どもや女性が被害者となる事件、更に県民の身近で発生する車上ねらい、自動販売機ねらいなどの街頭犯罪、高齢者を対象とした振り込め詐欺事件が依然として発生しています。
さらに、犯罪の巧妙化・広域化・凶悪化、組織化、スピード化が進むなど、捜査を取り巻く環境は依然として厳しい状況であり、犯人を検挙し、事件を解決するためには、犯罪捜査に対する県民の皆様のご理解とご協力が、従来にも増して欠かすことのできないものとなっています。
そこで、県民の皆様に、次のとおり、犯罪捜査に対するご協力をお願いいたします。
これらの被疑者は、殺人、強盗等の凶悪事件、暴行、傷害等の粗暴事件、窃盗事件、詐欺、横領等の知能犯事件などに関し手配されており、再び犯行を繰り返すおそれがあるので、早期に検挙しなければなりません。
警察では、特に重大な犯罪を行った被疑者をリストアップして、全国警察の総力を挙げて追跡捜査を行い、これら被疑者の早期検挙を図っているところです。そのためには、県民の皆様のご協力がぜひとも必要です。
指名手配被疑者によく似た人を見かけたなど、指名手配被疑者に関する情報はどんなささいなことでも結構ですので、警察への通報をお願いいたします。
事件発生後に、付近の住民の皆様に聞込み捜査をすると、「そういえば、あのとき女性の悲鳴らしいものを聞いた」といった情報をいただけるのですが、もしそのときに110番通報をしていただけていたなら、確実に犯人を捕まえることができたということが数多くありました。
「痴話喧嘩だと思った」とか「関わり合いになりたくなかった」、「誰かが警察に連絡してくれるだろう」といった理由から、110番通報をされなかったケースも見られますが、通報が早ければ早いほど被害者を無事救出し、また、犯人を捕まえることができるのです。
110番通報は、事件が確実に発生したと分かったときだけのものではありません。おかしいなと思った場合や怪しい人物・車を見かけたりした場合には、深夜、早朝を問わず、ナンバーチェックと110番通報をお願いいたします。
県民の皆様が不審な車両のナンバーをメモし、それを警察に通報していただいたことにより解決することのできた事例もたくさんあります。
事件があったころ、不審な人や車を目撃したとか、あるいは犯人に似た人を知っているといった場合には、ためらわず、どんなささいなことでも結構ですので、ぜひ警察に通報してください。
なお、情報提供者の方に関する情報の保護には、万全を期しています。
聞込み捜査とは、事件が発生したとき、捜査員が県民の皆様のお宅を訪問して、犯人や犯罪についての様々な情報を聞き歩く捜査活動のことです。
あなたの一言が難事件を解決する重要な鍵となるかもしれません。
聞込み捜査で捜査員がお伺いした際には、どんなささいな情報でもかまいませんので、積極的なご協力をお願いいたします。
警察では、情報をいただいた皆様にはご迷惑のかからないように細心の注意を払っております。
不幸にして犯罪の被害にあわれた方の中には、「被害額が少ない」「面倒だ」「どうせ捕まらない」などの理由で被害にあわれても届出をされない方がいます。
このような考えは、結果的には犯人をかばい、助けることとなります。再び他の誰かが被害にあうかもしれません。
特に暴力団から被害を受けた場合には、仕返しが怖いなどの理由から、被害の届出をしない方が見受けられますが、警察は被害者の方々の安全を確保します。
犯人の第二、第三の犯行を防ぎ、被害の拡大を防止するため、勇気を出して警察に届出、相談するようお願いいたします。
お問い合わせ
長野県警察本部刑事部刑事企画課
電話:026-233-0110(代表)