防犯対策について
激増する犯罪情勢のなかで自分を守る防犯対策として大切なことは、県民一人ひとりが「犯罪者から、自分自身はもちろん、家族・財産を守る。」という防犯意識を持つことです。
日常生活の中で、防犯上、気を付けていただきたい事項について申し上げます。
1空き巣
- 出かける前に、施錠を再チェックする
- 多額の現金は家に置かない
- 戸締まりの錠は複数設置し、ガラスは「防犯ガラス」にする
- 通帳と印鑑は別々に保管する
- 玄関ドアに、ガードプレート(バール等の破壊用具のこじいれを防ぐためにドアの隙間をふさぐもの)やサムストッパー(「サムターン回し」と呼ばれる特殊な工具を使用してドア内側にある施錠・解錠の操作をするツマミ「サムターン」を回して解錠する新手口を防ぐもの)、補助錠等の侵入防止機器を設置する
- 夕方、夜間は室内灯や玄関灯をつけておく
- 長期間留守にする時は、新聞・牛乳などの配達を止める
- 鍵は郵便受け等容易にわかる玄関口の近くに保管しない
侵入犯罪の被害に遭わないために
2忍込み
- 就寝前に、浴室・トイレを重点に施錠の再チェックをする
- 多額の現金は置かない
- センサーライト等の防犯機器を設置する
- 玄関灯や室内灯をつけておく
侵入犯罪の被害に遭わないために
3事務所荒し・出店荒し
- 警備会社に委託警備する
- 多額の現金は置かない
- 現金や貴重品は金庫に保管し、金庫は移動できないように固定する
- 錠は複数設置し、ガラスは「防犯ガラス」にする
- 夜間は玄関灯をつけておく
- センサーライトなどの防犯機器を設置する
- ドアにガードプレートやサムストッパー等の侵入防止機器を設置する
侵入犯罪の被害に遭わないために
4車上ねらい・自動車盗
- 窓を閉め、エンジンキーを抜き、ドアロックは確実にする
- 車内に現金や貴重品は置かない
- 「ハンドルロック・アクセルロック」や「警報装置」をつける
- イモビライザー(盗難防止装置)や車両の位置が判明する位置探索装置をつける
- スマートキーは、電波遮断ポーチ等の電波が遮断できる物に入れて管理する
- 照明設備や防犯カメラのある駐車場を利用する
- コンビニでの買物等、短時間でも必ずドアロックする
車上ねらいの被害に遭わないために
自動車盗の被害に遭わないために
5ひったくり
- バッグ類は後ろから見えないように抱える
- バッグ類は車道の反対側に持つ
- 現金や貴重品は身に付ける
- 自転車の前カゴに防犯ネットを取り付ける
- 防犯ネットがない場合は、バッグ等の上に雑誌や上着などを載せる
- 遠回りでも人通りの多い明るい道を利用する
ひったくりの被害に遭わないために
6自転車盗・オートバイ盗
- 自転車は防犯登録、オートバイはグッドライダー登録をする
- チェーン錠、U字ロック等で二重に施錠する
- 短時間でも確実に施錠する
- 駅等の駐輪場に長期間放置しない
オートバイ盗の被害に遭わないために
自転車盗の被害に遭わないために
7特殊詐欺
- 電話は留守番電話に設定して出ない
- 電話に出ても、よく分からない話は聞かずに切って警察に相談する
- 息子や孫を装う電話は、いったん切って本人に確認する
- 自分の口座や暗証番号を教えない
- キャッシュカードやお金を渡さない
8カード犯罪等
- キャッシュカードやクレジットカード等の暗証番号を、自分の生年月日や電話番号、車のナンバー等にするのは避ける
- 盗難や紛失に気づいたら、直ちに銀行やクレジット会社等に手配し、警察に届ける
- 必要のないカードは持ち歩かない
9器物損壊
- 車庫などに「センサーライト」を取り付ける
- 車両は、玄関灯や防犯灯などのある明るい場所に駐車する
- 隣近所で連携し、お互いに異常時には通報する