「しあわせ信州創造プラン3.0」佐久地域計画について
しあわせ信州創造プラン3.0は、県づくりの方向性を県民の皆様と共有し、ともに取り組むための、共創型の総合計画で、概ね2035年の県の姿を展望し、実現するための5年間(2023年度から2027年度まで)の行動計画です。
佐久地域では、「高原野菜・カラマツが輝く豊かな農山村」と「教育・医療が充実した活力ある街」が織りなす「住んでよし・訪れてよし」の地域を目指し、政策を推進します。
地域のめざす姿
- 災害に強いまちづくりが進むとともに、充実した保健・医療体制と最適な公共交通サービスにより暮らしが支えられ、誰もが生き生きと、日々学びながら、心地良い毎日を送っています。
- 農林業、製造業、観光業いずれも強く、デジタル化や脱炭素化、循環経済に対応した産業群が地域の強みとして更に発展し、地域経済に活力を与えています。
- 首都圏からの利便性の良さに加え、中部圏へのアクセスが飛躍的に向上し、海外・県内外との交流が拡大しています。さらに、移住者や二地域居住者が地域に溶け込み、住民と共に魅力ある地域づくりがいたるところで行われています。
地域重点政策(概要)
「晴れやかな空の下、心晴れやかに暮らす」確かな生活の基盤づくり
活発な保健活動、充実した医療体制と福祉の連携により健康長寿を推進するとともに、地域の特性を更に活かし、将来を担う人材や地域住民の学びの機会の充実、防災対策、地域公共交通など社会基盤の強化により、暮らしやすく住み続けたいと思える地域を目指します。
「佐久の産業は粒ぞろい」未来につなげる産業づくり
持続可能な農林業を目指し、環境負荷の低減やスマート農林業など新しい取組を進めるとともに、農畜産物の地域内流通の拡大やカラマツ材の更なる利用促進を図ります。成長産業の創出や循環経済への転換を図るとともに、美しい星空や豊かな自然環境を活かし、観光客の新たな価値観や行動を捉えた観光地域づくりを行います。
「教育が人を呼び込む」首都圏からの利便性と人を活かした地域づくり
管内で芽生える特徴的な教育を活かして移住者を更に増加させるとともに、移住者同士・移住者と住民が交流する機会の提供や、テレワーク・ワーケーションをはじめとするつながり人口の増加に向けた取組を実施します。
浅間山の防災体制の強化
浅間山周辺地域の火山防災を強化するため、浅間山において想定される火山現象の状況に応じた警戒避難体制の整備を行います。
中部横断自動車道の整備促進
中部横断自動車道の全線開通に向け関係機関と連携して取り組むとともに、全線開通による県内外との交流拡大の効果を最大限に活かすため、周辺道路網の調査・整備を進めます。
過去の計画について
しあわせ信州創造プラン2.0~学びと自治の力で拓く新時代~
しあわせ信州創造プラン
政策評価について
各年度の全県分の政策評価が以下に掲載されています。