街路事業について

◆　 街路事業について　◆

◆『 街 路 』とは？

都市に必要な施設として都市計画決定された道路のうち、都市内（一般的には 用途地域内）の道路を「街路」と呼んでいます。

◇街路の役割

街路は、都市の暮らしに直結しておりスムーズな都市活動を支えるための重要な基盤施設です。

基本的な機能 ------ 都市交通施設（人や車の円滑で安全な移動の確保）
その他の機能 ------ 都市環境の保全（景観、憩いの空間）
　　　　　　　　　　都市防災（避難路、火災の遮断）
　　　　　　　　　　都市インフラの収容（電線類、上下水）
　　　　　　　　　　市街地の形成（整然とした街並み）

◇街路の種類

街路には、国道もあれば、県道、市町村道もありますが、交通機能に着目し次のような種別に分類して、これらを適切に組み合わせ、道路の機能が十分に発揮できるように、考慮されています。

道路に関する都市計画において定める名称は「番号及び路線名」で表します。

路線名の前に付した３組の番号は以下のとおりです。

○（①区分）・△（②規模）・□（③一連番号）

○（①区分）
　　１　自動車専用道路 （都市高速道路や、自動車専用道路）
　　３　幹線街路 （都市内の交通を受け持ち、都市の骨格となる道路）
　　７　区画街路 （街区での宅地利用のための道路）
　　８　特殊道路のうち専ら歩行者や自転車の交通の用に供する道路

　　９　特殊街路のうち都市モノレール

　　10　特殊街路のうち路面電車道

△（②規模）

　　１　幅員40ｍ以上

　　２　幅員30ｍ以上　40ｍ未満

　　３　幅員22ｍ以上　30ｍ未満

　　４　幅員16ｍ以上　22ｍ未満

　　５　幅員12ｍ以上　16ｍ未満

　　６　幅員８ｍ以上　12ｍ未満

　　７　幅員８ｍ未満

□（③一連番号）

　　都市計画区域ごとに付す区分ごとの一連番号